今日は個人的な備忘録を。
人生の舵取りに大きな影響となることなので、
忘れないように記事にしておきます。
広告の仕事をするうえで、忘れてはいけないコトバ。
だいぶ前の話。
何気なく新聞を読んでいたら、
糸井重里氏のインタビューに目が止まった。
糸井さんといえば、今やコピーライターとしての領域を超えて、
「ほぼ日」の運営で成功を収めているお方。
それでも、多くの人はコピーライターという印象は強いはず。
そんな彼が突き刺さるコメントをしていました。
よいコピーをつくることと、
売れるものをつくることは別。
よくないものをコピーで売るなんて、
やめたほうがいい
あぁ、言われちゃったなぁ〜。
普段からずっと考えていたことを、容赦なくズバッと!
でも、アフィリエイターには心強いエールも送っている…気がする。
製品ができてからお客さんの手に渡るまでは、長いドラマがある。
広告屋は売るための助け舟を出すのですから、どこかで手伝うことはできます。
もちろん製品を開発するまでも長いドラマがある。
消費者が商品を使うドラマと開発者のドラマを紹介するのが
ブロガーやアフィリエイターの役目かもしれない。
でも、限界を感じたのです
糸井さんは、すべてやりきったんだろうなぁ。
自分が薦めたい商品ならいい。
でも、もっと改善できるはず、なんて思ってしまうと、
納得して商品を語れない。だからコピーライターはやめました。
やめられるから凄いな。
まとめ
ブロガーやアフィリエイターには
商品を作ることはできません。
せめて本当に気に入っていることや
好きなモノを紹介することに努めようと思う。
アフィリエイトするために記事を書くのは
読む方も無駄なことが多いしね。
いち消費者のドラマを紹介することが、
アフィリエイターに求められていることなのかなぁと思ったしました。
糸井さんのお言葉、現実はそう簡単ではないけれど、胸に刻んでおきます。
エルメスにキャッチコピーはないですよね。
よいコピーをつくることと、売れるものをつくることは別。
よくないものをコピーで売るなんて、やめたほうがいい
参考朝日新聞デジタル
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