仕事用にGmailアカウント取得しました。
職場のスタッフ複数でそのアカウントに受信されたメールを読みこみたいのですが、これがうまくいきません。
私のMac環境はMacOS Sierra 10.12以上なのですが、Mail.appで受信すると、ウェブサーバーに受信されているメールがすべて吸い上げられてしまい、なくなってしまうのです。
Macでメーラーを立ち上げると、元の受信メールがすべて消えてしまうので複数台でGmailを確認することができません。Mac側でIMAP方式でメールを受信していたのが原因でした。
複数のMacでGmailをMail.appで受信ためには、Gmailの設定をPOPで受信する必要があります。
その方法について備忘録です。
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Gmail側の設定
まずはブラウザでGmailを開きます。
受信トレイ画面の右上に設定アイコンがあります。
歯車みたいなアイコンをクリックし「設定」へすすみます。
設定画面の上部タブのうち「メール転送とPOP/IMAP」を選択。
「すべてのメールでPOPを有効にする」にチェックをいれて保存します。
Gmailの設定はこれで完了。
PC側の設定
Macのメーラー(Mail.app)を起動させます。
起動させたら環境設定を開きます。
(メール>アカウントで開いてもOKです)
環境設定画面の右下にある
+(プラス)マークをクリックして
新しいアカウントを作成します。
メールアカウントのプロバイダを選択する画面が表示されます。
この時、Gmailを利用していますがここではGoogleを選択しないでください。
「その他のメールアカウント…」を選択して「続ける」を押します。
Gmailのアカウント情報を入力します。
ただし、パスワードについては、
正しいものではなく間違えたものを入れてください。
これによって、POPサーバーの設定画面を
強制的に表示させることが可能になるからです。
するとエラー画面が表示されます。表示された画面に正しいパスワードを入力。
さらに、アカウントの種類を「POP」に変更します。
受信用メールサーバーは、pop.gmail.com にします。
入力完了後、「サインイン」をクリック。
するとGmailが受信されるはずです。
この時点で受信はPOPで行っていますので、
ブラウザのメールは消えることはないと思います。
ですが、さらに詳細設定をしていきます。
先程のメールの環境設定を再び表示。
新しくできているアカウントを選択。
「アカウント情報」のタブを選択したら受信メールをサーバーから削除する期間を設定することができま。
ここではずっとサーバーに受信メールを残しておきたいので、
「メッセージ受信後にメッセージのコピーをサーバーから削除」のチェックを外しました。つづいて、「メールボックスの特性」の設定を確認。
特に変更することはないので、そのままにしました。さらに「サーバー設定」を選択。
するとこんな画面になります。
ここでは少し設定をします。
受信用メールサーバー(POP)と送信用メールサーバー(SMTP)欄の下にある
「接続設定を自動的に管理」のチェックを外します。
受信用ポートは「995」
送信用メールサーバー(SMTP)のポートを「465」に変更します。これで設定完了です。
まとめ
Gmailを複数のMacからメーラーで受信できるようになりました。
OSのバージョンによっては、設定画面が少し違うようですが、
おそらくこの説明でなんとか理解できると思います。
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