MacOSでFinderエラー(ファイル移動やコピーが終わらない)に陥ったときの解決方法
MacOSでFinderエラーを解消するための対処法の備忘録です。
エラーや不具合が出る事象は、以下のとおり。
- ファイル移動やコピーができない
- ファイル名を変更できない
- ファイルをゴミ箱に移動できない
- 上記作業が準備中のまま作業が終わらない
- レインボーカーソルがずっとクルクル回る
こんな症状が出たときの対処法とは…。
MacでFinderエラーが生じたらやるべきこと
上記のFinderエラーが起きたら、あわてず、騒がず。
僕は、まずやるべき作業として、次の作業を行っています。
Finderの再起動
まずはFinderを再起動する…でしょうね。
Finderを再起動する方法はいくつかあって、
オススメは、ショートカットキーを利用する方法。
option+コマンド+escで再起動
文字どおり、optionキーとコマンドキーとescキーを同時に押すと、
「アプリケーションの強制終了」という画面が表示されるはず。
表示された画面でFinderを選択して、
強制終了ボタンを押すだけです。
DockのFinderアイコンで再起動
他には、Dock(アプリケーションのアイコンが表示されているメニューバー)のアイコンを長押する方法。
Dockに表示されているFinderアイコン(Macのニコちゃんマークみたいなやつ)を
Option(オプション)キーを押しながら長押しクリックします。
すると下のような表示に。
ここに表示されている「再度開く」を選択すれば
Finderを再起動させることができる。
アクティビティモニタで再起動
Finderを選択した状態(ディスクトップのアイコン以外の適当な場所をクリックした状態)で
画面上部のメニューバーに表示されている「移動」→「ユーティリティ」をクリック。
※「Command(コマンド)」+「Shift(シフト)」+「U」のショートカットでも同じ動作をさせることが可能。
次に「アクティビティモニタ」をダブルクリックで起動させます。
「プロセス名」のリストが表示されるので、「Finder」を選択。
この状態で、画面左上にある「☓」ボタンをクリックすると
「このプロセスを終了してもよいですか?」と表示され、
「強制終了」を選択すると、Finderを再起動させることができる。
ターミナルで再起動
ターミナルを使ってFinderを再起動する方法は
PC慣れしていない人には難しく感じるかもしれないけど、
一応、紹介しておきます。
画面上部のメニューバーに表示されている「移動」→「ユーティリティ」をクリック。
※「Command(コマンド)」+「Shift(シフト)」+「U」のショートカットでも同じ動作をさせることが可能。
「ターミナル」を起動させて「killall Finder」と入力しEnterキーをクリックすれば、
Finderの再起動が可能です。
Finder設定ファイルの初期化(com.apple.finder.plistの削除)
Finderを再起動させてもエラーが発生したり症状が改善されない場合は、
Finder設定ファイルの初期化をするのがオススメ。
自分の場合は、大体はこれで症状が改善されることが多いかな。
具体的にはLibraryフォルダのPreferencesフォルダに収納されている
「com.apple.finder.plist」の削除するというやり方です。
Finderの初期設定ファイルの削除の方法はカンタンです。
Finderを選択した状態で、移動>フォルダへの移動…を選択。
※ショートカットだと「コマンドキー+シフトキー+G」を実行。
表示される空欄に「~/Library/Preferences/com.apple.finder.plist」を入力し、移動をクリック。
実行をすると該当ファイルが表示されます。
この「com.apple.finder.plist」というファイルをゴミ箱へ移動し、
今度はPCそのものを再起動すれば作業終了です。
Finderエラーのまとめ
大概は以上の作業でFinderエラーが解消されています。
それでもMacを使っていてエラーが頻発したり、
症状が改善されない場合は次の作業を行うのがセオリー。
- NVRAM(PRAM)クリア
- SMCリセット
- セーフモード実行
- シングルモード
今度、機会があるときに記事にしようと思いますが、
まずは他のブログサイトでも紹介されているので、
以下を参考にしてもらうのが良いです。
コメント