クロスバイクを買った。
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それはいいとして、クロスバイクを手に入れたとしても、その他に買うべきものが結構ある。そういった備品について実際に買ったものについてまとめてみました。
これからクロスバイクを買おうなぁ〜どうしよっかな〜と、思案している人の参考になればと思います。
ヘッドライト
最初に買っておくべきなのが、ヘッドライト。これがないと、夜間、運転できないから当然といえば当然。ヘッドライトは納車前に用意しておくほうがいいと思う。
強力LED懐中電灯「WUBEN I331」
で、私が購入したのがこれ。「WUBEN I331」という超強力なLED懐中電灯。
- 550ルーメン、最大照射距離160メートルというとんでもない明るさを誇ること
- USBで充電可能なこと
- 最長持続時間が100時間もあること
- クロスバイクのヘッドライトとしてだけでなく懐中電灯としても使用できること
- 耐衝撃・防水使用であること
見た目もなかなか。自転車のヘッドライトとしてだけでなく懐中電灯に使えるってのがいい。
実際に使ってみると噂通りメチャクチャ明るい!もう、恥ずかしいぐらい明るい!対向車も迷惑なぐらい明るい!!
明るすぎるから、普段は遠目にならないように使っている。対向車が眩しくて困るだろうしね。
サッカー観戦の帰り道、真っ暗な某公園内をチャリで移動するのだけれど、周りの人達はあまりの明るさに何ごとかと思う様子。異様な明るさでみんな振り向く。でも、暗い夜道を走るにはむしろ快適。明るいから安全性の確保は確実になった。
明るすぎるのでやり過ぎ感はあるけど、一応、懐中電灯本体横にある「W」ボタンを押すことで5段階調整できる。最大の明るさではなく1段階ダウンさせたレベルで使用するのがちょうどいい。
欠点もある。充電方法については注意が必要で、USB充電するときはライトのエンド部分にあるスイッチを入れなければならない。これをやらないと充電されないというトラップはどうも解せない。
Amazonや楽天のレビューにも低評価の口コミがあるが、充電方法が間違っていることにユーザーが気がついていない様子。不良品だ!粗悪品だ!と勘違いしている人が散見される。恥ずかしながら自分も最初はそうだった。その原因がこれ。充電するときはエンド部分のスイッチを押すこと。説明書はよく読まなきゃならない。
もうひとつ。大容量リチウム電池が取り外しできるのに、市販の電池は使用できない。これは痛い。
どんな電池でも使えるようにしてほしい。ま、クロスバイクのヘッドライトとして使用する分には、申し分ない。
ヘッドライトホルダー
ヘッドライト(WUBEN I331)を装着させるためのヘッドライトホルダーを購入した。
もうなにもレビューしようがないぐらい、なんてことない物。サイズはWUBEN I331とピッタリ合わなかったが、WUBEN I331本体にクリップ?のようなものがついているので、それを利用してホルダーに引っ掛けるようにして使っている。
実はコレ、海外発送品だったため、注文してから家に届くまで2週間近く時間を要した。Amazonで物を買うときは配送元をちゃんと見極めなきゃならない。そこは反省。
装着には工具を必要とせず、苦労することはない。ただし、自転車にずっとつけているのが少しだけうざいし、格好が悪い。それ以外はまったく文句ない。
USB充電のヘッドライトの弱点は電池切れ。だから乾電池式ヘッドライトも購入しておきたい
WUBEN I331を使ってしばらくすると気がついた。充電切れのときどうするのってこと。とにかく一番困る。無点灯でクロスバイクは危ないし、何よりポリ公に怒られちゃう。チャリに乗りながらUSB充電することができないんで、モバイルバッテリー持っていても糞の役にも立たない。
その点、乾電池式のライトのほうが使い勝手が良いかと思う。
そこで、CATEYEのヘッドライトを後ほど購入した。もちろんUSB充電式の高いやつ(キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト [VOLT200] リチウムイオン充電池 USB充電 ボルト200 HL-EL151RC)ではなく単3乾電池で光るやつ。
キャットアイ HL-EL140 LED ライト 自転車 ブルー
ホルダーが付属されているので、明るさにこだわらなければこれ持っておけばいいのではないかと思う。というか、十分明るい。WUBEN I331は恥ずかしいぐらい明るいが、こちらはちょうどよい明るさだ。最初からこっちにしておけば良かったなと思った。コスパもバッチグーで気に入っている。最初からこちらで良かったかなと後悔した。
ホルダーもチャリにつけっぱなしにするが、ライト部分だけ外すと目立たないので違和感はない。このCAT EYEで十分だった気がする。ただ、2つもいらないので、息子にくれてやった。
テールライト
ヘッドライトを買ったら、当然ながらテールライトも用意しておきたい。
電池がいいって言っておきながら、テールライトはUSB充電式のものを購入した。
USB充電できるということに、なんか意味もなく惹かれてしまう。本体も小さくていい。
最悪、途中で電池切れになってもテールライトが無点灯で捕まったりしないので、まぁいいかと。
で、買ったこれ。これもずいぶん鮮明に光る。
こちらも眩しい。ヘッドライトのWUBEN I331と一緒に使うと、ほとんどトラック野郎みたいだ。
点灯は6種類の発光モードがあり、赤と青に光ったりにもする。青色にも光ってすごく綺麗だ。綺麗すぎて走っている途中、お店のガラスに映る自分を確認して「おぉ〜光ってるぅ〜」と脇見しちゃったりするから少し危ない。
かなり目立つので後ろから「気が付かなかった…」なんて車に追突されることは、まぁありえないだろう。
本体にはシリコンベルトがつながっていて、チャリにカンタンに装着できる。小さくて、軽いし、かっこいい。これはすごくいい買い物をした。
サイクルロック(自転車の鍵)
鍵についての詳細は別記事でエントリーしているので、そちらを参照してもらいたい。
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カンタンにまとめておくが、自分が購入したサイクルロックはワイヤーをいれると3つ。
- BORDO GRANIT X-PLUS 6500 RED
- GIANT U字ロック
- KRYPTONITE(クリプトナイト) ロック クリプトフレックス ケーブル 2,130mm
鍵については異常なほどのセキュリティレベル。はっきり言ってクロスバイクには不釣り合いです。
だから、参考にならないと思う。でも個人的には満足しています。だって、これで盗まれたら仕方ないって諦められるから。
実際、一日中公園に止めていても盗まれることはなかった。そりゃそうだろう。ABUSの鍵を壊してまで盗もうとするのは、はっきり言ってアホとしかいいようがない。泥棒にとっては自殺行為なはずだ。
ただ、今から思えば、KRYPTONITE(クリプトナイト)のU字ロックと何か安いU字ロック2つ購入すれば十分だったかもしれない。なぜならエスケープR3なんか盗んだって大した金にならないだろうし…。
ただ、愛車として乗り回している方としては、金の問題じゃないんだよね。だからセキュリティを強化するのは、悪いことじゃないと思う。自分の財産を守るのは自分しかいないんだ…と思って割り切っている。
空気入れ
クロスバイクを初めて買うなら、空気入れも用意しておく必要がある。空気入れなんかすでに持っている…とは言わせません。
クロスバイクは仏式のバルブで、ママチャリのバルブと形が違うからだ。
ママチャリは英国式バルブになる。そこで俺が用意したのはこれ。
仏式のクロスバイクはもちろん、英国式のママチャリにも空気が入れられるし、空気圧もついていて計測できる。
クロスバイクに乗るなら空気圧計は絶対に欠かせないって自転車屋の兄ちゃんが言っていた。
空気圧が高いので、タイヤの空気が抜けやすく、一週間ごとに空気を入れる必要があるからだ。パンクを事前に防ぐためにも必需品だと思う。
自転車カバー
狭い住宅事情から愛車を屋内に保管できないので自転車カバーも購入した。
防水加工されているようだが、水はじきは言うほど強くない。念のため、ホームセンターで購入した安い防水スプレーを使っている。
屋外保管で自転車カバーしていても、防水スプレー処理はしておいたほうがいいですね。
カバーの前後にサイクルロック用の穴があるが実際に使うことはない。
風で飛ばされないようにカバーの下部にベルトがついている。愛車であるGIANTのエスケープR3(Mサイズ)でもすっぽり入る。サイズ的に余裕があってちょうどよい。大雨が降っても、全然濡れない。しっかり仕事はしてくれている。古くなったらまたリピートするだろう。
自転車スタンド
キックスタンドはGIANT純正のアルミスタンドをチョイス。自転車屋につけてもらった。本当は格好悪いのでできれば付けたくはなかったが、基本街乗りなのであったほうが何かと便利だろう。
グローブ
長時間運転していると手のひらが若干痛くなる。
グローブがあれば、転倒した際に怪我の予防にもなるということだし一応買っておいた。購入したのは、TOUR SF GLOVE。購入金額は2,500円 (税抜価格)。これはクロスバイク購入から2ヶ月後にGIANTショップで手に入れた。
サイズを間違えてSを買ってしまったが、もったいないので使っている。脱着するのが相当大変。サイズの確認を怠るなんて、ホント屈辱的だ。でなもんで、こっちもチョイス。
アルミのバルブキャップ
「タイヤの空気を入れるバルブ部分のゴムキャップは、どうしても劣化が進んじゃうんですよねー」とチャリンコ屋の兄ちゃんが言っていた。
クロスバイクのバルブは細くて繊細だし、キャップはいずれアルミキャップにしたほうが良いよってアドバイスされていたから、どーせなら最初から買っちゃえ…ってことで、こちらもGIANTショップで購入した。
購入したのは野口商会のアルミキャップで、色はピンク、ブルー、ブラック、シルバーなど数種類存在している。エスケープR3の車体がオレンジなので、オレンジが欲しかったが存在していなかったため、無難なシルバーを選択した。ショップだと400円だった。
野口商会のアルミキャップではないが、これでもOKかと。
スマホホルダー
スマホホルダーは遠出する時にナビが必要なので、買ってみた。シリコンベルトタイプが軽くていい。ハンドルの形状も問わないので、ママチャリにだって装着できる。
なにより、クロスバイクに装着しっぱなしにならないし、すごくスマート。走行中ガタつくこともないし、気に入っている。
ボトルケージとボトル
スポーツとしてクロスバイクを乗っているとどうしても水分補給が必要となる。当初、背負っているリュックの中にペットボトルを入れて給水していたが、この作業がかなり面倒になっていた。
そこでサイクルアサヒでボトルケージとボトルを調達した。ボトルケージはペットボトルも使えるものにしたので、サイズが変更できるやつをチョイス。またボトルは保冷が効くものを選んだ。
ボトルケージにボトルを装着して走ってみる。信号待ちでサッと給水ができていい感じだ。ただ、悪天候になると泥跳ねでボトルの飲み口が砂だらけに汚れてしまうことに気がついた。個人的にはペットボトルの方がキャップがあるし、飲み口が泥跳ねで汚れないから、こちらのほうが清潔で好きだ。
今回買ったポラー保冷ボトルは、保冷と言うほど保冷されず夏場だと常温になりやすいし、まぁ、いい勉強になった。
ヘルメット
クロスバイクを購入した当初は、そんなにスピード出さないし、街乗りだし、ヘルメットは必要ないな…と考えていたけど、実際に乗ってみるとそうはいかない。
やっぱりスピードを出すと風を切って走るのが楽しくなるし、その分、転倒リスクも大きくなる。ちょっとした危険を感じるようになって、ヘルメットの必要性を感じるようになるはずだ。
で、いざヘルメットを探し出すと、Amazonでかなり安く売られているものがたくさんある。しかし、早まってポチッとやらないほうがいい。自分の形に合わないメットが結構多い。いくらレビュー件数が数多くても、自分の頭にフィットするとは限らないのだ。
店舗へ行って、ほしいヘルメットが自分にフィットするか…装着感をしっかりと確かめてから、Amazonや楽天からポチッとするのが賢い選択だろう。
特に海外製のヘルメットは頭の形が欧米人に合わせて作っているものが多いらしく、日本人のような横幅が広い頭にフィットするメーカーが少ない。
たとえば、自分はGIANTのエスケープR3を購入していたので、ヘルメットもGIANTで…と考えたが、実際にY’Sロードなどに行って試着してみると、GIANTのヘルメットはまったくフィットしなかった。サイズはあっているはずなのに…。
個人的には日本人の頭にフィットするよう設計されたOGK KABUTOが一番フィットした。
KABUTOのヘルメットと言っても、初心者用やレース用など品質ごとに種類がいくつか用意されている。一般的にはFIGO(フィーゴ)と呼ばれるヘルメットが初心者向きで5千円前後で購入できる。
KABUTOのヘルメットならこの安価なFIGOでも、レースに使用可能な「JCF(公財)日本自転車競技連盟公認」規格であり、品質は折り紙付きだ。
ただしサイズはM/Lしかないので、私のように頭が大きめ(周囲径62センチ以上…)の人には小さく感じるはず。そこでFIGOのワンランク上のヘルメットがREZZA(レッツァ)を購入した。
こちらはXL/XXLサイズが用意されている。実際に試着するとフィット感は抜群。260グラムと驚くほど軽くて、かぶっているのを忘れてしまうほどだ。クロスバイク初心者ならばこのあたりのメットで十分な気がする。
ちなみにREZZA(レッツァ)の標準価格は¥8,700(楽天で購入した金額は¥6,800)。FIGO(フィーゴ)が¥6,800だから、2千円の違いだけで通気性が向上するワンランク上のヘルメットが手に入る。
Amazonで千円以下で販売されているような代物は安全性に疑問を抱いてしまう。
見た目良ければ良し…といかないのがヘルメット。万一に備え、命を守ってくれる道具だからこそ、最低限、しっかりしたものを購入すべきだ。
まとめ
クロスバイクを購入するのと同時に以下の備品を購入した。
- ABUSブレードロック 18,500円
- KRYPTONITE(クリプトナイト) ロックケーブル 2,130mm 1,889円
- GIANT 純正U字ロック 2,000円
- GIANT 純正アルミキックスタンド 2,500円
- WUBEN I331ヘッドライト 4,612円
- ヘッドライトホルダー 169円
- CAT EYE(キャットアイ) ヘッドライト 1,505円
- Deyard (ディヤード)自転車用 テールライト 1,280円
- イベラボトルケージ IB-BC17 980円
- ポラー保冷ボトルジップストリームS 1,380円
- アルミバルブキャップ 400円
- パナレーサーの空気入れ 3,980円
- 自転車カバー 2,199円
- スマホホルダー1,566円
- OKGカブト ヘルメット 6,800円
合計49,760円もの備品購入費用がかかった。結構、支出が多いんだなぁ。
このうち、サイクルロックの金額は忘れてほしい。これを無視するとするならば、合計3万円ぐらいになるだろうか。クロスバイクの本体価格が約5万円だったから、備品の購入コストは本体価格の60%発生したことになる。
もちろん、状況に応じてすべて買い揃える必要はないが、サドルバックやトレーニングウェア、パンク修理キットなど、まだほしいものはある。すべてを一度に購入したわけではないから、さほどお金を使ったイメージがなかったが、結構お金がかかるものなのだ。
無限にお金があるわけではないので、サドルバックやトレーニングウェアは、もう少し後回しにしておこうかな。
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