週末の楽しみであるサッカー観戦と日頃の運動不足解消のためにGIANT(ジャイアント)のクロスバイクESCAPE(エスケープ)R3を購入した。
2017年モデルのオレンジだ。新モデルと比較するとあまり変化がなかったので、旧式モデルにした。
GIANT(ジャイアント)のクロスバイク、なかでもESCAPE(エスケープ)R3は優れたコストパフォーマンスで、クロスバイクを買うならコレ!というべき国内では人気ナンバーワンのもの。
いきなりロードバイクを購入するのは経済的にもハードルが高いし、スポーツ自転車の初心者が乗るには、クロスバイクはまさにうってつけ。安物買いの銭失いにならないためにも、まずは基本中の基本であるESCAPE(エスケープ)R3をチョイスした次第。
このエントリーではESCAPE(エスケープ)R3購入までの経緯をまとめている。
クロスバイクに載ってみたい、またはジャイアントのエスケープR3を買おうかなぁと検討中の方なら、ひょっとして参考になるかもしれません。
主観たっぷりなんで、まぁ、こんなアホもいるんだな…ぐらいにしてもらえば光栄です。
GIANT(ジャイアント)ESCAPE(エスケープ)Rを選んだ理由
クロスバイクといっても、さまざまな車種がある。最初は何をどう選んでよいのか、まるでわからなかった。
クロスバイクやロードバイク乗りの心から信頼している友だちに聞いてみたら、こう言われた。とりあえずGIANTのクロスバイク買っておけば間違いないよって。
とりあえずビール…みたいで、ナントわかりやすいアドバイスなんだろ。
この時点でGIANTはほぼ決定だった。しかし念のためではあるが、クロスバイクの市場価格をざっくり調べてみた。
クロスバイクを買うための予算
感心しない安物価格帯といわれるのが1-3万円というなんちゃってクロス。Amazonでも人気があるようだけど、玄人目線で語られるのは「後悔するから手を出すな」。ここは素直に言うことを聞いておくべきだろう。
クロスバイクを買うために安心できる価格帯は4-6万円だろうか。クロスを買うなら最低限このぐらいの予算は必要だろう。4万円クラスは、サイクルショップがオリジナルクロスバイク(eafeels)をリリースしている価格帯だ。
7万以上となると、初心者にはちょっと高級感がありすぎかもしれない。機能的には間違いないだろう。金があるなら手を出しても良いのかもしれない。
とにかく3万円台のものは手を出すべきではないという世論は信じておきたい。見た目はクロスバイクだが品質はクロスバイクとは呼べないような粗末なものがあるとの声が大半だからだ。
スピードが出るクロスバイクを乗る以上、安全性や品質は軽視できないし、長く乗る愛車になるならやっぱり標準的な価格を選んだほうが間違いないだろう。
最低5万円は出しておきやぁ〜
あとは「クロスバイク 初心者 おすすめ」とかググれば、だいたい自分好みのクロスバイクが分かってくるはず。そんな記事の中でも、常に紹介されていたのがGIANT(ジャイアント)ESCAPE(エスケープ)R3だった。
コスパが良い、クオリティーが高い、後悔しない、人気機種ゆえ改造やメンテなどのやり方がネットでカンタンに調べられるなど、総合的に考えてこれをチョイスしたというわけです。あとはオレンジが欲しかったのが理由。
ただし、人気があるすぎるゆえ、誰かと丸かぶりするかもしれないということもある。デメリットはそのぐらいだろう。
クロスバイクの選び方は、人気YouTuberのけんたさんの動画をかなり参考にさせてもらった。
とりあえず、GIANT。とりあえず、ビール。そういうこと、なんでしょう。
クロスバイクの保管場所に悩んだ
金は用意した。次に気なったのが保管場所だ。これが大きな問題だった。
クロスバイクを屋外保管するのは考えられへん。室内保管が大原則やでぇ!って声は当然のごとくありまして…。
しかし我が家は部屋が狭い!家が小さい!嫁の許可がおりない!
自転車乗りにとっては最低の条件。クロスバイクを室内に保管するなんて、キン○マがとれるぐらい、ありえないわけでして、はい。
それならクロスバイクに乗るのを諦めなければならないの?
いやいや、葛藤しました。買う、買わない、乗る、乗らない…。あーでもない、こーでもないって。
でもね、人生なんてあっという間。やりたいことやれずに、しょうがないや、仕方ないやと、いっつも諦めの連続の日々でいいわけないよなぁと。
室内保管ができないからといって、諦めちゃもったいないっす。
クロスバイクを屋外に保管する。しかも屋根がないところで。あっという間に錆びちゃうかもしれないというリスクはあるけれど、カバーをかけてメンテナンスをこまめにすることを前提に、ここは屋外に堂々と保管することにした。
常識なんて、カンケーネーよ。クロスバイク買って、楽しめればいい。購入してから約1か月。いまのところ屋外保管していても問題は発生していない。
盗難リスクとどう戦うか
非常識なクロスバイクの屋外保管。ここはどうにか割り切れたが、さらなる問題に直面した。
盗難のリスクだ。愛車を盗まれるのは、かなり切ない。チャリンコに5万なんて、ロードバイク乗りにはなんてこと無い金額かもしれないが、少ない小遣いの中からようやく捻出した5万はやっぱり大枚だ。
きっと、ESCAPEを盗んで転売したって大した金額にはならないだろう。だが、愛車を盗難されたりいたずらされるのは、息子を殴られたような気持ちになるのは当然だ。
愛車を守るべく、盗難防止をどうやって対策するかは結構シビアに考えた。
自分は、好きなサッカー観戦に、この愛車を使うことになる。スタジアム付近に駐輪してその場所を離れる時間が長い。それだけにセキュリティは厳重過ぎるほど厳重にすることを考えた。
地球ロック(電柱やガードレールなどと自転車をロックすること)、二重ロックは基本中の基本であるが、ロックする鍵そのものにもこだわる必要性が出てきた。
最強のセキュリティレベルの鍵、ABUS(アブス)BORDO Granit X-Plus 6500 ブレード ロック を購入
ロードバイクやクロスバイクの鍵については、かなり調べ尽くしてみた。買うとなったら納得しないと触手が伸びないタチだ。
ググっていると人気の自転車用ロックがよく分かってくる。
手軽な値段でおすすめなのが、パナソニック U型ロック SAJ080 ブラック。
ただし、これでは地球ロックすることはできない。
そこで、ロードバイクやクロスバイク乗りに定評があるの鍵がKRYPTONITE EVOLUTION MINI”7″ クリプトナイト。エボリューションミニ7(178mm)ロック 1200mmワイヤー付だ。
これでもESCAPE R3には十分な鍵だろう。しかし、スタジアム観戦で何時間も駐輪する必要があるので、盗難されるリスクは自ずと高くなる。
盗まれたときの精神的ショックを和らげるためにも、「これで盗まれたら諦められる」というレベルの鍵を付けることにした。
自転車盗難のプロたちは、そのへんの鍵など、あっという間にブッチして持っていくことができる。チェーンロックなど30秒でブッチンだ。
そこで、ヨーロッパ人気No.1のブランドABUS(アブス)の鍵をチョイス。ABUS(アブス)のなかでも最高クラスのセキュリティレベルを誇る「ABUS BORDO Granit X-Plus 6500 アブス ブレード ロック」を選択した。
鍵のくせになんと約1万5千円以上するバケモノである(定価は4万もする)。
重量も2kgとバカに重たい。5万円のクロスバイクに、これはハッキリいってこれはやりすぎだとは思う。自転車の盗難保険に加入したほうがオトクかもしれない。でも、これで盗難にあうなら諦められる。まぁいいやって。
結局、GIANTがリリースしている安いU字ロック(ダイヤルナンバー付き)と、ABUS BORDO Granit X-Plus 6500、さらにKRYPTONITE(クリプトナイト) ロック クリプトフレックス ケーブル 2,130mmをチョイス。ケーブルは長さが違うものを選べるが、できるだけ長めのほうが地球ロックしやすいという理由で、これにした。
購入するまでに準備したもの
その他、夜間走行のためにヘッドライトとテールライトを準備。
ちなみに、ESCAPE R3には反射板が最初から付属しているから必ず購入しなければならないわけではないが、やっぱりテールライトがあれば安全性も向上する。なにより、ピカピカさせてみたかった。
ヘッドライトは懐中電灯にもなる「小型強力LEDフラッシュライト」を購入。
さらにテールライトは、取り付けが素早くできる「Deyard(ディヤード)の自転車用 テールライト」をチョイスした。同じものはもう入手できないので、tianのテールライトをおすすめしておきたい。
空気入れも注文前に買っておいた。パナレーサーのBFP-02AGEZ。日本で出回っている普通のママチャリは、空気を入れるバルブ?が英国式だが、クロスバイクやロードは仏式。というわけで、アタッチメントひとつでママチャリの空気も入れられるものにした。
空気入れは購入するなら空気圧メーターが付いているものが必須だと思う。これがないとどれぐらい空気を入れてよいかまったくわからない。
ちなみに、ママチャリよりもだいぶ高めの空気圧でいれるため、1〜2週間ほどで空気圧が弱くなってしまう。自分は1週間毎に空気をいれている。カワイイけど手がかかるやつだ。
ヘルメットやボトルゲージはまだ買っていない。ESCAPE R3はかなりスピードが出やすいので、ヘルメットは合ったほうがいい。ボトルゲージもほしいが、まぁ後回しにした。早く買わなきゃ。
ESCAPE R3購入したお店と市場価格
ESCAPE R3の車体価格は税抜き5万円。大幅にディスカウントされては販売されないが、だいたい10%割引で安く購入することがができる。
ESCAPE R3を購入する際、何店舗かサイクルショップを回った。
近所で定評があるセオサイクルでは、10%引きの税込48,600円だった。対して サイクルステーションという店では20%引きの税込43,200 円。貧乏人に2割引は大きい。迷わずサイクルステーションを選んだ。
店員は品定めしながら、声をかけると良いかもしれない。
ちなみにESCAPE R3は在庫があるからと言ってスグに載って帰れないようだ。GIANTに注文発注して、組み立ててから、取りに来てねって連絡が来る。ママチャリしか買ったことがない自分にとっては新鮮な気持ちになる。
スタンドはつけてもらった。本当はかっこ悪く見えるから、スタンドなんか付けたくなかったけど、しょせん街乗りだからスタンドはあったほうが良いだろう。
まとめ
購入してから毎週末は、土手沿いのサイクルロードを最低20km爆走している。とにかくこんな世界があるのかと驚いた。風を切って走るのはなんて気持ちがいい!ママチャリとは比べ物にならない。とにかく速い。ヘルメットはいる。速すぎてこわいぐらいだ。
しかし、ロードのお兄ちゃんたちは、もっと速い。トレーニングの成果なんだろう。ついて行こうとペダルを踏んでいると吐きそうになる。オエェ〜ってなる。早く、彼らのように光のような激走をしたい。
振動が車体に伝わりやすいので、贅肉がブルブル揺れるのが分かる。ダイエットにも間違いなくいいはずだ。雨の日や寒い冬は走らないだろうけど。
とにかくESCAPE R3を買ってよかったって話でした。
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