動画編集をするためにiMovie10.0.5を使用していますが、ある日から突然起動しなくなってしまいました。ちなみにMacOSは、10.9.5、Marvericksです。
念のため、再起動、セーフモード起動、MacのPRAMをクリア、ディスクユーティリティでディスクの修復など、ひと通り試しましたが、相変わらずimovieは起動せず。正確に言うと、iMovieは起動するもののライブラリが開かない。くるくるくるくる…読み込み中になったまま動かない。
あれこれ試行錯誤した結果、何とか起動できるようになったので備忘録です。
iMovieが起動しなくなった原因を探る
Macで壁にぶち当たったは、Apple サポートコミュニティで問題を修復しています。
iMovieに限らず、Macでトラブルが発生したときの対処手順は、トラブルシューティング for Mac (ソフトウェア編)に、とても良くまとめられています。
ここの手順が正しい対処方法と言ってよいでしょう。私はトラブルシューティング for Mac (ソフトウェア編)を読み返して、トラブルに対処するようにしています。
直感でいろいろ修正を試みているとファイルがメチャクチャになってしまい、OSの再インストールをせざるを得なくなった…なんてことになります。
で、今回私が参考にしたのが、さきほどのサイトに書かれている以下の文章。
新しいユーザアカウントを作成してログインすることで改善するかと、セーフモードで起動して改善するかを確認してみて欲しい。新しいユーザアカウントで改善するのであれば原因がホームフォルダ(/ユーザ/[ユーザ名])内にあると判断できるし、セーフモードで改善するのであればセーフモード時に読み込まれないフォントや機能拡張類、ログイン項目に原因があると判断できるので原因の特定がしやすくなる。
PC上に新しいアカウントを作成し、ログイン。iMovieを起動したところ問題なく起動しました。つまり、iMovieが起動しなくなった原因は、ホームフォルダ内のiMovieファイルであることがわかりました。
iMovieを起動できない問題を解決
結論を急ぎます。「ライブラリ」内のiMovie関連ファイルをデスクトップに移動し、再起動をしたからimovieを起動したところ、無事、iMovieを再び起動することができました。
エラーの原因は「ライブラリ」フォルダ内のiMovie関連ファイル
OS X Lion以降、ライブラリフォルダは不可視フォルダとなっており、普通に探しても見つけることはできません。アクセスする手順は以下のとおり。
Finder>「移動」をクリック。Optionキーを押してやると、表示される一覧に「ライブラリ」が表示されます。
Optionキーを押していない状態だと、「ライブラリ」は表示されませんが…
Optionキーを押すと「ライブラリ」という項目が表示されます。
次にライブラリ>Caches>Containers>com.apple.iMovieAppフォルダをディスクトップに移動して、PCを再起動。するとiMovieが無事起動できるようになりました。
このフォルダのどこかのファイルがエラーを起こしていたようです。
ちなみに、「ライブラリ」の中のpreferencesフォルダにある「com.apple.iMovieApp.plist.lockfile」「com.apple.iMovieApp.plist」ファイルをデスクトップに移動して再起動しただけでは問題解決せずでした。
まとめ
imovieを起動できるようになるまでに2日もかかってしまいました。
直接的な原因を探るためには、もう少し調査が必要ですが、上記対応で問題なくiMovieを使用することができていますので、調査は見送りました。忙しいし…^^;
Macでトラブルが発生したときの対処手順トラブルシューティング for Mac (ソフトウェア編)の対処方法の重要性を改めて実感しました。
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