Macの新しいOSであるyosemiteにアップグレードしました。OSが無料でアップグレードできるのはmarvericks以来、2回目。新しい機能が無料で使用できるのですから、本当にありがたいです。今後はOSのアップグレードのたびに購入するなんて、考えられなくなりそうです。
ただし、OSのアップグレードはいくつかのエラーが伴うものです。実際、Mac OS X Yosemiteにアップグレードしてちょっとした不具合も生じました。そのうちのひとつがIllustratorとPhotoshop、いずれもCS5が起動しなくなりました。解決方法の備忘録です。
IllustratorCS5、PhotoshopCS5をYosemiteで開く方法
どうやらCS5.5も同じように起動しなくなるようです。
こんなアラートが表示されます。
“Adobe Illustrator(Photoshop) CS5.app”を開くには、以前のJava SE 6 ランタイムをインストールする必要があります。
以前の Java SE 6 のダウンロードwebサイトにアクセするには、”詳しい情報…”をクリックしてください。
アプリが起動できない不具合といっても、以下の処理をすればすぐに問題は解消されます。心配はいりません。IllustratorやPhotoshopのCS5が起動できないのはJavaのバージョンが原因のようです。
Java for OS X 2014-001をインストール
Illustratorまたはphotoshopを起動させると下記のようなアラートが表示されますので、「詳しい情報…」をクリックします(OSを立ち上げた時にも同じようなアラートが出てくると思います)。
するとAppleのサポートサイトがブラウザで立ち上がります。
書いてある内容を確認するには、画面右上の「Languages」を「日本語」に変更すればOK。
http://support.apple.com/kb/DL1572?viewlocale=ja_JP
Java for OS X 2014-001 ではインストールに関する改善が加えられています。また、Java for OS X の以前のバージョンの修正内容がすべて引き継がれています。このパッケージにより、Java for OS X 2013-005 に含まれるのと同じバージョンの Java 6 がインストールされます。
Java for OS X 2012-006 以降がインストールされていないシステムにこのアップデートを適用すると、Java SE 6 アプレットプラグインが無効になります。Web ページでアプレットを使用するには、“プラグインが見つかりません”ラベルの領域をクリックして、Oracle の提供する Java アプレットプラグインの最新バージョンをダウンロードしてください。
ダウンロードボタンをクリックして、「Java for OS X 2014-001」をダウンロードをします。
Macの設定次第ですが、多くの場合ダウンロードフォルダにインストールファイルが落ちているはずです。
ダウンロードしたファイルをダブルクリック。
するとインストーラーが立ち上がります。
無事、起動出来ました。
まとめ
あくまでも個人的な意見ですが、Mac OS X Yosemiteになって劇的な変化は感じません。地味なアップグレードの印象が強いです。しかし、これが逆に気に入っています。PDFファイルの文字化けなど、小さなトラブルはありましたが、致命傷になる事象は今のところ出ておらず快適です。
コメント
大変参考になりました。ありがとうございました。