スタジアムビールは美味い!だが無駄遣いをなくしたい
サッカー、野球など、スタジアム観戦に欠かせない飲み物といえば、生ビール。
スタジアム内の雰囲気がそうさせるのか、 キックオフ前に飲む生ビールは、なんともいえない高揚感がありますよね。
けど、ちょっと残念なのは生ビールの値段。 だいたい350mlで600〜800円もしてしまう。
売り子のお姉ちゃんが可愛いから…という気持ちはわかる。うん、わかる。
それもスタジアムの楽しみ方だと思うけど、 調子に乗って飲んでいるとアーッという間に財布が空になるのである。
ビール2杯なんてアッという間だし、 つまみも一緒に買えば2千円などすぐに吹っ飛んでしまうだろう。
スタジアムによるけど、これはサッカーでいうところの ゴール裏自由席のチケット代とほぼ同等。 そう考えると、やっぱり高い。
もちろん、スタジアム内にビンや缶類の持ち込みはどこも禁止されている。
ビールではなく炭酸飲料ならペットボトルがあるじゃん!と考えるかもしれないが、 スタジアムによってはペットボトルを禁止しているところもある。
野球なら、ペットボトルすら持ち込めないところがほとんどだ。
ということで、今、注目を集めているのが、ビールや炭酸飲料を水筒に入れてスタジアムに持ち込むというスタイル。 スーパーなどで炭酸飲料を事前に用意しておけば、経済的な負担を軽減できる。
しかし、忘れてはいけないのが、 普通の水筒にはビールや炭酸飲料を入れることができないという点。
炭酸飲料を水筒に入れてはいけない理由とは
なぜ、水筒に炭酸飲料を入れてはいけないのだろうか。その理由は以下のとおり4つほどあるようだ。
蓋が開かなくなる
水筒の構造にもよるが炭酸ガスにより水筒の中の気圧が上昇し、蓋が開かなくなることがある。
破損の危険性がある
蓋が開かなくなるだけでなく、ガスの気圧によって水筒の中の栓が破損する可能性もある。
炭酸が抜けてしまう
普通の水筒は気密性まで考慮されていないため、炭酸飲料のガスが抜けてしまう。
炭酸飲料が吹きこぼれる
気密性が足りないことにより、振動などを加えることで炭酸飲料が吹きこぼれてしまう。
つまり、炭酸飲料を水筒に入れて持ち運ぶためには、炭酸対応の水筒が必要だということ。
炭酸飲料やビールを入れても大丈夫な保冷機能付きのおすすめ水筒3選
そこで、今注目を集めているのがグラウラー(ブラウラーといもいわれる)と呼ばれるビールを持ち運べる水筒。
そんなグラウラーの中でも、ビールに限らずスタジアム観戦に向いている炭酸飲料OKの水筒を調べてみた。
生ぬるいビールや炭酸飲料なんて、絶対に飲みたくないだろうから保冷機能(保温機能)がある水筒に絞って紹介します。
FLSK(フラスク)
まずオススメしたいのがこれ。ドイツ発の炭酸対応水筒ボトル「FLSK(フラスク)」。機能性はもちろんのこと、デザイン性やスリムで携帯性が高いのが人気の水筒だ。
特にスリムなボディは荷物を極力減らしたいスタジアム観戦に向いている。個人的にはスタジアムへ自転車でいくため、水筒が自転車のホルダーに入れることができる点はうれしい。
炭酸飲料を入れることができる水筒は結構あるが、保温性に乏しい水筒では意味がない。生ぬるいビールやコーラなんて、できれば遠慮しておきたい。その点、FLSK(フラスク)は保温・保冷性に優れている。
ステンレス真空二構造に加え、 メーカー独自開発のVICC®テクノロジーにより、 高い保温力を実現。
4℃の冷水なら24時間経過しても9.1℃以下の冷たさをキープすることが可能。 もちろん、冷水だけでなく熱湯の保温性も高い。95℃の熱湯なら18時間後でも70.1℃以上の熱さを保つことができる。
ブランド | FLSK | ||
容量 | 500ml | 750ml | 1000ml |
価格 | ¥4,900 | ¥5,900 | ¥6,900 |
重量 g | 315 | 413 | 510 |
直径mm | 30 | 35 | 35 |
カラー | 10色(ブラック、ボルドー、カリビアン、ステンレス、ホワイト、ローズゴールド、ホワイトオーク、ミッドナイト、フォレスト、ホワイトマーブル) | ||
保冷機能 | 24時間 | ||
保温機能 | 18時間 | ||
キャップ | プッシュ式キャップ |
Shine Craft Vessel(シャイン クラフト ヴェスル)
デザイン性やファッション性を重視するよりも、一生使える「道具」としてクオリティの高さを求めるのがShine Craft Vesselの水筒。デザインからうかがい知れるように、気温や気圧変動が著しいキャンプやBBQアイテムの一つとしての愛用者が多い。
公式サイトにはキャンプやBBQなどのアウトドアシーンやスポーツ観戦時、また炭酸水も冷えた状態で持ち運んだりと、使用用途も多岐に渡ります
とある。
武骨だが、一本筋が通っている。そんな感じのブランドだと思う。
水筒の容量は、64oz ボトル(1890ml)、32oz ボトル(950ml)、750ml ボトルの三種類。スタジアム観戦には個人用として持ち運べる750ml ボトルが選択肢として挙がるだろうが、ファミリーで炭酸飲料を持ち運ぶのであれば、64oz ボトル(1890ml)、32oz ボトル(950ml)も考えられる。
蓋は2パッキンシステムを採用し、炭酸飲料のガス抜けや液漏れをしっかりと防止。開口部が広いため氷を入れる時も不自由ない。この点、FLSKのボトルより優位性がある。
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ブランド | Shine Craft Vessel | ||
容量 | 750ml | 950ml | 1890ml |
価格 | ¥4,800 | ¥5,600 | ¥8,400 |
重量 g | 392 | 476 | 840 |
直径mm | 50 | 50 | 50 |
カラー | 7色(Black Silver White Blue Green Red Orange) | ||
保冷機能 | 24時間 | ||
保温機能 | 10時間 | ||
キャップ | スクリュータイプ |
RevoMax2(レヴォマックス2)
炭酸ガスの気圧に耐えるため、水筒の蓋部分はスクリュータイプが多い。しかし、そこが開けにくいという欠点にもつながっている。そんな欠点を解消したのが、Revomax製のウォーターボトル「RevoMax2(レヴォマックス2)」だ。
これまで紹介したボトルはスクリュー式。両手で蓋を開けなければならない。その点、「RevoMax2(レヴォマックス2)」は、片手でしかもワンタッチで蓋を開けらるので、スマホを片手にしながらでも、サッと飲める。
もちろん、保温性・保冷性、スタイリッシュなデザイン性も高く、内部構造がシンプルなため、洗いやすく清潔性に優れている。保冷、保温性も抜群で、36時間の保冷、18時間の保温が可能と、十分すぎるほどの保冷&保温性だ。
ボトル本体は二重構造のステンレス。銅をコーディングすることで保冷性や保温性を高めくれる。実際に使ってみたが、出かける前にビールを補充してスタジアムについてから4時間経過しても、もちろんビールは冷たいままだった(メーカーは6時間で飲みきるよう推奨している)。
しかも気密性が高いので、液漏れもないし、水筒をリュックに入れてジョギングしていたが、蓋を開けてもビールが吹きこぼれることもなかった。
ボトル本体にはパウダーコーティングされているから、手触りがよい。個人的にも「RevoMax2(レヴォマックス2)」は、かなりおすすめです。
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ブランド | RevoMax2 | ||
容量 | 355ml | 592ml | 950ml |
価格 | ¥4,730 | ¥4,980 | ¥5,480 |
重量 g | 285 | 334 | 487 |
直径mm | 49 | 49 | 49 |
カラー | 6色 | ||
保冷機能 | 36時間 | ||
保温機能 | 18時間 | ||
キャップ | ワンタッチキャップ |
おすすめ炭酸水筒のスペック比較
その他の炭酸飲料OKな水筒ボトル
FLSK(フラスク)、Shine Craft Vessel(シャイン クラフト ヴェスル)、RevoMax2(レヴォマックス2)は、500mlくらいのボトルで市場価格5千円前後。
一方、Amazonや楽天市場では2千円前後で売られているものもある。実際に使ったことはないが、ノーブランド品でも良ければ検討すべきアイテムになるかもしれない。
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また、他にもSTANLEY(スタンレー)、DrinkTanks(ドリンクタンクス)、HydroFlask(ハイドロフラスク)、SIGG(シグ)といった炭酸飲料を入れても大丈夫な水筒もあるが、スタジアム観戦に重要視される携帯性や保冷性を考え省略しました。
特に、STANLEY(スタンレー)、DrinkTanks(ドリンクタンクス)、HydroFlask(ハイドロフラスク)は、ビールを持ち運べる高品質グラウラー(ブラウラー)水筒ボトル。高品質ボトルとして定評があるので検討してみても良いかもしれないです。
STANLEY(スタンレー)
STANLEY(スタンレー)といえば、コストコで人気があるアメリカの水筒ブランド。真空断熱技術とスチールの頑強さが受け、確固たる人気を得ている。武骨で高品質。本当に良い物は、長い間愛され、継承されていく…なんて言葉が浮かぶブランドですよね。
グラウラー(ブラウラー)としての水筒ボトルならば、本来、STANLEY(スタンレー)を第一に紹介しなきゃならないのかもしれません。
DrinkTanks (ドリンクタンクス)
Drink Tanks(ドリンクタンクス)は、まさにビールを水筒で持ち運ぶためだけに英知を結集したアメリカはオレゴン州生まれのメーカー。
ビールを冷たいまま、かつフレッシュで炭酸が抜けない状態を
保つ為に最高品質のGrowler&Personal Kegを発売しました。
そう公式サイトで宣言しているほどなので、ビールへの愛情がうかがい知れますよね。
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Hydro Flask(ハイドロフラスク)
HydroFlask(ハイドロフラスク)も忘れちゃいけませんよね。
炭酸ボトルベスト3に選出しべきかもしれませんが、32oz(946ml)タイプが入手しにくいのをマイナスとして、ここで紹介しました。ステンレス真空断熱ボトルは、いわゆる魔法瓶タイプと同じ構造ともいえますが、やはり、ビールを持ち運ぶためのグラウラーボトルになっている。
滑りにくいマットなデザインが、人気を得ているようです。
SIGG(シグ)
1908年スイス創業のSIGG(シグ)も注目のメーカー。金属加工技術に優れ、その品質の高さから世界各国で信頼と人気を得ている。
ボトル本体が平均0.65mmと極薄なのに強度が高いのが特長。ただし、保湿、保冷機能は基本的にない。そのため、メーカーホームページでも常温の飲み物を持ち運ぶ容器としてお使いくださいアナウンスしている。
保冷保温機能のある耐熱硬質ガラス製のボトルもあるが、炭酸飲料を入れることを前提としていないよう。炭酸飲料を入れるとなると、トラベラーボトルシリーズの中から選ぶこととなる。
まとめ
どのメーカーも機能性が高く善し悪しはそれぞれあると思います。
あとはデザインや重さなど、自分の用途や好みによるチョイスとなるのではないでしょうか。
また、開口部が割と狭いボトルの場合、大きな氷が入らないこともあるし、この点も選択する場合に考慮しておきたいですね。
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