洗面台が水漏れ。洗面台を修理しても新しい洗面台に変えた方がお得だった
洗面台のパイプが壊れ、水漏れをおこしてしまいました。
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クラシアンの兄ちゃんに来てもらい修理をお願いしてみたら、8万ぐらいの修理費用になってしまうとのこと。ホームセンターを覗いてみたところ、新しい洗面台に交換できる金額でした。
どうせ洗面台を買い換えるならば、まるごとリフォームしちゃえ!と思ったのです。
そこで、失敗しない洗面台の選び方やリフォーム方法、工事費用などについてまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
洗面台の選び方がわかる
洗面台リフォームの工事費用がわかる
洗面台リフォームを安くするコツがわかる

洗面台のリフォーム工事は、ホームセンターより一括見積したほうが安くておトクでした。
洗面台を交換しようと思ったら、はじめにやるべきこと
リフォームを前に、まずはどんな洗面台があるのか、実物を見ながらまずは調査したいです。
手軽なのは「ニトリ」「ホーマック」「カインズ」「ドイト」など、ホームセンターに足を運ぶか、TOTOやLIXILなどのショールームを見学しにいくのが良いと思います。
洗面化粧台の間口(横幅サイズ)を調べる
ホームセンターやショールームへ足を運ぶ前に、間口(幅のサイズ)の確認をしておきます。これが一番重要です!
洗面台のサイズが合わないのに、品定めしてもまったく無意味です。気に入った洗面台があったとしても、洗面台の間口サイズがフィットしなければ設置できないからです。自宅に設置できる洗面台のサイズは限られています。
洗面台のサイズは、おおよそ5種類ある
洗面台のサイズは、おおよそ以下の5つに分けられます。
- 600mm
- 750mm
- 900mm
- 1000mm
- 1200mm
一般的な住宅なら600〜750mmサイズの洗面台が選択肢にあがるはず。自宅に設置できる洗面台がわかれば、自ずと選択肢が決まります。

ちなみに私の自宅は小さな建売住宅。間口(横幅)が600mmのものしか洗面台に置くことができませんでした。
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好みのメーカー・洗面台を決める
間口サイズを調べたら、次に洗面台のメーカーを絞り込みます。
主な洗面化粧台メーカーは以下のとおり。
- TOTO(東陶)
- LIXIL(リクシル)
- Panasonic(パナソニック)
- NORITZ(ノーリツ)
- クリナップ
上記5社がメジャーブランドです。
他にもオリジナルブランドのメーカーは存在しています。ただし、流通量が少なく、汎用性が低いと、オプション部品の取り寄せが大変で融通か聞きません。
何かあったとき、そうしたメーカー部品は「独占的価格」になっていることが想像できます。部品交換だけで相当な出費を覚悟するのはナンセンスです。

やっぱり大手メーカーの洗面台がオススメだと思います。
さて600mm〜750mmサイズの一般的な洗面台であれば、洗面台の機能にさほど大きな違いはないようにも感じます。でも、いろいろ見てみると微妙に違いがありますよ。
以下、個人的な印象になりますが、おおまかな特徴を各メーカーごとに列挙してみます。
TOTO(東陶)
泣く子も黙る超有名ブランド。かつてアーティストのTOTOが来日したとき、トイレに俺たちの名前がどこにでもあって感動したと勘違いしていましたっけ。
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それはともかく、洗面台は可もなく不可もなくといった印象です。600〜750mmサイズを見た限り、流し台し下の収納スペースを開くと、排水管を中央ではなく端っこに寄せて収納スペースを少しでも広く使える工夫がありました。ちょっとしたところに小物が置けたりする設計がされているようで主婦目線で設計をしている気がします。さすが有名ブランドです。
参考TOTOの洗面化粧台
LIXIL(リクシル)
元INAXのブランド。こちらも有名です。
LIXILは洗面台界のツートップの一角。TOTOをライバル視した趣があり、TOTO商品よりも少し安価な価格設定でコスパに優れています。
排水口の形がシンプルで洗いやすいように工夫が好感を持てます。
Panasonic(パナソニック)
Panasonicは、高級志向が強いブランドです。
そもそも600mmの間口サイズの小さな洗面台が見当たりません。注文住宅ユーザーを想定しているようです。注文住宅系に狙いを定めている印象です。
NORITZ(ノーリツ)
庶民向けのリーズナブルな洗面台が多いです。しかし、近所のホームセンターで販売されている商品アイテム数が少ないため、選択肢からハズれることが多いようです。鏡上にあるライトはむき出しの電球タイプが多く、正直安っぽい印象は拭えません。
クリナップ
NORITZより、もっとリーズナブルな商品を取り揃えているのがクリナップです(あくまでも間口600mmシリーズについてです)。鏡の両脇に収納棚が設置されているのが特徴です。収納棚には扉がついていないものばかりなので、小物がむき出しに。その場合、生活感がありすぎて、スッキリしないため選択肢から外しました。
注文住宅を対象にした商品が多いのがPanasonicとTOTO。建売でもフィットしやすく、比較的リーズナブルな洗面台をリリースしているのがLIXILとノーリツ。そしてとにかく安い商品が多いのがクリナップという図式でしょうか。

私はTOTOとLIXILに絞りました。
相場価格を調べる
間口サイズとメーカーを絞り込んだら、いざお店へ!と言いたいところですが、その前に、洗面台と洗面所のリフォームの価格相場を調べておきましょう。
オススメは、東京ガスグループのリフォームサイト「スミレナ」さん。こちらのサイトの「失敗しない洗面台の選び方」の記事はとっても参考になります。
ここで見積もりをとっておけば、大体の相場がわかります。
洗面台のリフォームはもちろん、給湯器やコンロなどのガス機器、お風呂やトイレなどの水回りの住宅設備機器の分割払いリフォームを提供しています。
東京ガスグループという安心感は、他の一括見積サイトとは比較になりません。自分に合った商品や仕様決めのアドバイスなどのご相談やお見積は何度でも無料というのもお勧めのポイントです。
ホームセンターやショールームにもう一度足を運ぶ
さて、欲しい洗面台をある程度決めて、相場を把握したらホームセンターやショールームなどを回ります。
現物を見てみることができるので、購入イメージがわきやすいです。
ホームセンターから回るか、ショールームを回るかは各自の判断に委ねるところです。ショールームは日曜日の午後だと結構混雑していて、説明が受けられないことがありますので要注意。
日曜の午後、TOTOのショールームは激混み!説明や見積をとってもらうには、事前予約をしたほうが良いです。
予約なしでも店内に入ることはできました。実際に、目星をつけた洗面台をチェックしたり、カタログをもらうことはできると思います。
量販店で販売されている洗面台とショールームの洗面台は何がどう違うのか?
ショールームで見つけられる洗面台と、ホームセンターで売っている洗面台、どれをどうみても同じ形のものがあったりします。
たとえば、LIXILの「ピアラ」シリーズと「K1」シリーズなどが好例です。
「ピアラ」はショールームに展示してありますが、「K1」は展示されていません。その逆で、ホームセンターには「K1」が売っていますが、ショールームには「K1」は展示されておらず、LIXILのカタログにも掲載されていないのです。
見た目や機能はまったく同じなのに値段がまったく違います。
ピアラの価格は11万近くするのに、K1は8万円代で売っています(※価格は変動しているかもしれません)。本体価格にこれだけの差が出れば、誰だって安い方を選びたくなるのが心情です。
あまりにも値段が違うので、K1はホームセンター用で材質がピアラと違うのかも!と思い、LIXILのお客様窓口に問い合わせをしてみたところ、こんな回答が得られました。
ピアラは総合カタログ掲載商品で商品バリエーション、扉のカラー・取っ手品番等がK1とは違います。
K1は量販店向けのオリジナル商品の為、オープン価格商品ですがピアラと品質等は同じです。
ホームセンター用のK1シリーズについては、オプション品が限られており、色の選択や形態のカスタマイズに自由が効かないというデメリットもあります。
品質が同じならば、ホームセンターで売っているK1シリーズでいいじゃん!と思いがちですが、私はLIXILのショールームで売っていたピアラシリーズを選びました。
洗面台の本体価格はホームセンターのほうが安いですが、洗面台リフォーム工事の総額費用は、ホームセンターよりもおトクだったからです。
つまり、ホームセンターで売っている洗面台は一見安いですが、取り付けやリフォーム工事も含めて考えると、一括見積サービスなどを利用して検討することをおすすめします。
洗面台リフォーム工事費用の相場を知る
欲しい洗面台が決定したら、今度は見積もりです。
私の場合、ホームセンター2店舗に加え、一括見積サービスなども利用し、複数業者のお見積もりをいただきました。
ホームセンターの洗面台リフォーム工事見積はかなりアバウト
ホームセンターの見積もりはかなりアバウトでした。見積金額についても実際に工事をはじめて部品が足りなかったり不都合が出たら、変動するというもの。
一方、ショールームとリフォーム専門店は、しっかりとした見積もりでした。採寸にもかなり時間をかけて行っており、細かいところまでチェックしてくれていました。そのため提示する見積金額は、これ以上の金額は一切いただかない…という信頼できる内容でした。
特にショールームから派遣されてきた業者は地元の建築会社で丁寧な仕事ぶりが好感を持てました。
下請けだと信用出来ないというわけではないと思いますが、ホームセンターから派遣されてきた業者では見つけられなかったような問題箇所や必要事項も提案してくれました。ホームセンターに工事依頼をしていたら、工事日当日にその問題箇所を指摘され、追加料金を払うことになっていたかもしれません。
で、各社の見積もり金額はこんな感じです。
ドイト:196,000円(変動の可能性あり)
カインズ:215,420円(変動の可能性あり)
ショールーム紹介建設会社 :240,000円(変動なし)
リフォーム専門業者:288,422円(変動なし)
見積もり金額の違いは…
業者によって金額差が9万円以上になるとは…。見積は多ければ多いに越したことはないですね。
ショールームで提示されている洗面台の価格はホームセンターよりもずっと高い金額を提示されていましたが、洗面台の設置費やリフォーム費用を総合して考えると、ホームセンター同レベルの金額になりました。
いやいや、3〜4万は違うじゃん!と指摘されるかもしれませんが、安い見積もりの備考欄をジーっと見ていると注意すべきことがたくさん書いてあります。
先述していますので具体的なことは省略しますが、別途費用が発生するかもしれないなんていう見積もりは、安心して依頼することはできません。追加工事で1万、2万と発生したら、その状態から工事を断るわけにはいきませんしね。
同ホームセンターに頼んでいた場合、追加料金が発生していた可能性は高いので、結果、ショールームの下請け業者が信頼も置けるし価格も変動しなかったことを考えると、ショールームの下請け会社を選んで正解だったと思います。
特に、リフォームは品質が重要なものですから、安ければ良いというわけでなくきちんとした業者を選ぶことが重要なんだなぁと実感しました。
まとめ
洗面台の取り付け工事、リフォーム工事をする前に、やるべきことは以下のとおりです。
- 洗面台の間口サイズを把握する。
- メーカーを決める。
- 価格相場を把握する。
- 欲しい洗面台を決める。
- ホームセンターやショールームで現物を確かめる。
- 見積もりをたくさん取る。
- 洗面台の取付工事をする。
こんな流れになるでしょう。
photo credit: rak-infinity via photopin (license)
なかでも最も大切なのは、可能な限り多くの業者に見積もりを依頼すること。見積と実際の支払い金額が変動するような業者は避けるべきだとも思います。
※変動額の上限がはっきりしている場合は、この限りではありません。
結局、一括見積サイトが一番ラクかも
ただ、私みたいにひとつひとつ自分で調べるのは、途方もなく時間がかかります。休日、ショールームにまわれば、半日は確実につぶれるし、突然ショールームにいけば予約無しの場合は結構待たされます。
忙しい人や面倒だと感じるなら、その手のプロサービスを利用するのがベスト。一括見積もりだと、時間とコストの節約に貢献してくれるはずですよ。
ハピすむ
「ハピすむ」は、東証プライム上場企業が運営する無料リフォーム費用見積もり比較サイトです。お住まいの地域から優良リフォーム会社を選別し一括見積してくれます。

最大の特徴は、無料見積もりで成約になると全員に最大10万円分のリフォーム補助金がもらえること。一括見積を依頼したら、リフォーム代金が最大65%割引優遇されたのは驚き。かなりおトクだと思いました。
スミレナ
洗面台のリフォームはもちろん、給湯器やコンロなどのガス機器、お風呂やトイレなどの水回りの住宅設備機器の分割払いリフォームを提供しています。

東京ガスグループという安心感は、他の一括見積サイトとは一線を画すると思います。リフォーム費用は分割払い対応してくれるので、思わぬ出費に頭を抱えることもありません。
1〜10年払い、もしくは一括払いのお好きな支払い期間を設定できますよ。気になる分割払いの手数料も、ナント0円。お見積り時点から工事費や長期保証コミコミの総額を確認できるのが特徴です。
自分に合った商品や仕様決めのアドバイスなどのご相談やお見積は何度でも無料というのもお勧めのポイントです。
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