ウォシュレットが水漏れで故障した!どうする!?
自宅のウォシュレット(シャワートイレ)の水漏れが止まらなくなってしまい、とうとう壊れてしまいました。ちょうど10年の寿命でした。どうやら止水栓から伸びるホースの弁が駄目になってしまったようです。
まだまだ使えるんじゃないかと思っていましたが、家電の寿命は代替そんなもの。ウォシュレット(シャワートイレ)は水回り家電であるからして漏電やショートも心配です。。。ここは素直に買い替えようと決断しました。
にしてもですよ。ウォシュレットなんて、そうそう買い換えるものではありません。選び方…なんて考えたことがない。ちょうど良い機会でしたので、ウォシュレットの選び方についてまとめてみました。
実際に自分で購入、そして設置してみてその感想とウォシュレット(シャワートイレ)の選び方や買い方について参考になれば幸いです。
以下、ウォシュレット備忘録、どえーすっ!
photo credit: Japan2015_Toilet via photopin (license)
便器のサイズを確認する
まずはサイズを確認すること。これが基本みたいです。
レギュラーサイズとちょっと大きめなエロンゲートというものがあります。
「Mサイズ」「Lサイズ」と、マックのポテトのようにしてくれば良いものの、なぜ「エロンゲート」と名づけたのか。あくまでも雰囲気だけですが、その発想に思わずニヤリとしたくなる気分です。ま、それはともかく、自宅の便器に取り付けるべきサイズを知っていなければなりません。
参考ウォシュレット購入前のチェックポイント「お使いの便器はどれくらいの大きさですか?」
上記サイトを見ると、便器の縦サイズが470mmのものをエロンゲート(大型)、440mmのものをレギュラーサイズ(普通)としているようです。
ホームセンターなどで売られているものを調べに行くとわかると思いますが、売られているもののほとんどが、レギュラーとエロンゲートの兼用サイズになっているものが主流のようです。実際、兼用型を選んでみましたが、特に不自由なく使えています。よほどのことがない限り、兼用サイズを買うのが良いかもしれません。
取り付けスペースを確認する
便器のサイズを確認したら、ウォシュレットを取り付けるスペース(設置環境)を確認します。
トイレにコンセントがなければ話になりませんが、ウォシュレットを取り付けて横幅が狭くてはまらなかったなんてことでは意味がありません。いわゆる、壁との距離が狭いトイレには設置できませんよね。通常の建売住宅ならば問題ありませんが、稀にアパートなんかはおしりを拭こうとすると狭くて拭けない…なんていうトイレ、ありますから、ね。
スペースは、便器から両脇の壁まで横に30センチ以上のスペースがあれば、大丈夫だそうです。普通の戸建てやマンションならばそう心配する必要は無いかもしれませんが、ここは最低限確認しすべき点でございましょう。
この他にも、洋式、和式、ワンピース便器など、トイレの種類を確認する必要もありそうです。
参考便器の種類
photo credit: Unisex restroom signs at science park via photopin (license)
貯湯式と瞬間式かで値段が大きく変わる
一口にウォシュレットと言っても、いろいろざます。メーカーだって、TOTO、LIXIL、東芝…などいろいろありますが、素人には何が何だかさっぱりわかないんだよなーというのが本音でしょう。
でも、値段と性能をよくよく調べていくと、貯湯式と瞬間式の二種類に分けられることに気が付くはずです。
貯湯式ウォシュレット
貯湯式ウォシュレットとは、噴射する水をタンクに貯めておきそこで水を温めておくタイプ。
この貯湯式ウォシュレット最大の魅力は、とにかく価格が安価であるところ。脱臭機能がついていようが、マッサージ機能がついていようが、とにかく安い!ただし、デメリットもあるわけでして…。水を貯めておき保温するから電気代が比較的高くなります。
ずっと噴射させているとお湯でなくなって、黄門様に冷水を浴びせてしまう…なんてことも。
瞬間式ウォシュレット
こちらは文字どおり瞬間的に水を温めてくれるタイプのもの。
貯湯式よりも電気代が安く済み、洗浄中にお湯が冷たくなったりしないのが利点です。ただし、値段が高めというのが難点。ホームセンターをあれこれ観た私の感覚値ではありますが、価格差にして2万円前後は違うかなー。
ウォシュレットに並々ならぬこだわりをお持ちの方でなければ、貯湯式で良いかと思いますよ。まぁ、気にするほどではないと思いました。
ウォシュレットで大後悔!水圧選択ボタンは必ずチェックすべし
ウォシュレットが無いと生きていけない「黄門セレブ」な筆者にとって、この水圧については重要なファクターなんでございます。
だって、黄門様に直接水が当たるというその加減によって、ウンの良し悪しが決まるわけですからっ!個人的に言えば、ウォシュレットに「弱」なんてひ弱な設定は、とんと使う気がいたしません。
水圧については、人それぞれ好みがあるでしょう。しかし、ウォシュレットの使い心地はこの水圧によって大きく変わってきます。ソフトな洗浄感を求める人もいれば、筆者のようにピンポイント感、洗っている感が強いものを求める人もいるでしょう。
だからこそ、水圧をチェックしないで購入するのは勇気がいることなんです。
で、結論から言うと、強めの洗浄パワーとピンポイント感を求める方は、比較的スペックが高めの機種を選んだほうが良さそうです。絶対に。
理由は続く記事でお話します。
photo credit: wc via photopin (license)
水圧をチェックしても、あまり変わらない!?
ウォシュレットを購入する前に、製品カタログをチェックして、シャワー部分の吐水量や供給水圧を調べみましょう。
代表的な商品で比較してみますと…
LIXILシャワートイレ(RGシリーズ)
吐水量 おしり洗浄:0.27~0.57L/分(3段階調節)供給水圧0.2MPaのとき
TOTOウォシュレット(Kシリーズ)
吐水量 おしり洗浄:約0.27~0.43L/min(※1 水圧0.20MPaのとき)
上記商品をくらべてみると、最強時でLIXILが0.57L、TOTOは0.43Lと水圧に関しては、LIXILが優っているようです。LIXILの方が黄門様への衝撃度がパワフルだということなんでしょうか?
しかし肝心なのはここから。LIXILの上位クラスであっても、パワフル洗浄の吐水量は0.26〜0.50L/minとなっていますから、吐水量=パワフル度というわけでもないようです。
つまり、スペックを確認してもわからないのです。まさかお店で試すわけにもいかないですからね^^;
というわけで、洗い心地にこだわるならば、少しでも上位スペックを選択する必要があります。
私が考える判断基準は、先に書いた貯湯式と瞬間式かではなく、水圧調整の「パワフル」か「マイルド」機能がついているかです。
この機能が付いていない機種は、一般人受けしやすいように「マイルド」なタッチで強弱をつけているからです。切れ痔だとパワフル一本ってわけに行きませんからね。。。
LIXILの「バブルビート洗浄」は、かなりオススメの機能だと思います。
参考バブルビート洗浄
参考「おしりパワフル・強」が強すぎる!! あのシャワートイレの謎について担当者を直撃取材
▽バルルビート洗浄機能が付いている機種▽
ウォシュレットの水圧を強くする裏ワザがあった!?
ちなみに、結局私が購入したのは、LIXILの低価格帯シャワートイレ「RGシリーズ」というもの。
3万円以内で予算が収まること、高級トイレでなければならない理由がなかったことを考慮しました。ま、黄門様へのいたわりをもう少し考えたかったのですが、予算がなかったのが大きかったかも知れまえん。
手軽に買える低価格帯の商品なので洗浄感でいうところのピンポイント感は少々物足りませんが、水圧は(説明書に書いてありますが…)隠しコマンドで調整ができるのが利点です。
脱臭効果は欠かせないポイント
ウンを落とすと、臭う。これ、仕方ありません。しかし、ウォシュレットやシャワートイレを選ぶなら、絶対に脱臭機能があるものにすることをおすすめします。
新しいものに変えてから、小林製薬の「トイレその後に…」的な消臭スプレーをいちいち買う必要がなくなりました。
「うん国際トイレ」より「臭いがしないトイレ」のほうがいいに決まっています。直後で入ってくる人のためにも貢献できちゃいますし!
ちなみに個人的感覚ですが、友人宅で正々堂々と運子をする神経が私にはわかりません。それぐらい、臭いがイッちゃっているのはデリカシー違反なような気がするんですよね。はい。
脱臭効果にも、ウォシュレットが持っている機能性は幾分違います。
ウォシュレット(シャワートイレ)を買うときに調べるべきサイト
さて、ここまで書いておきながら何ですが、素人のブログを眺めていても心許ないはず。
ウォシュレット(シャワートイレ)について知識を深めるために良いサイトをまとめてみます。
以下のサイトも参考にしつつ、確かな情報収集に努めることをおすすめします。
特に、ウォシュレットの取り付け方法は購入する前にイメージしておくべきかと思いました。
参考になったサイト
参考LIXILシャワートイレ公式サイト
参考LIXILのウォシュレット(シャワートイレ)取り付け説明動画
取り付け動画の説明はここから観られます。
ウォシュレット(シャワートイレ)まとめ
ウォシュレットに多額の費用をかけたくない、洗浄力のあるやつにしたい…などなど、それぞれの想いはあるかと思います。
いずれにせよ、安いものを購入すればそれなりの洗浄感しかえられないというのが正直な感想です。
しかし、その一方で、たかだかウォシュレットでこだわるまででもないかなという思いもありました。
経済的に余裕が無いなら、おしりを綺麗にしてくれてくれさえすれば良いならば、大手メーカーの低価格帯シリーズを買うのが利口な選択のような気がしました。
以上、最後まで読んでくださってありがとうございました!
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