Macの純正ソフト「DVDプレーヤー」ではキャプチャを撮ることができない
Mac(OS 10.9.3)でDVDを再生し、キャプチャ画面を撮ろうと思ったら…スクリーンショットができません…。スクリーンショットをしてみるとこんな感じになります。
著作権がらみで、そのような仕様になっているのでしょう。
ちなみにキャプチャしたかったのは仕事がらみの映像なんですが、今回のケースは著作権とは無縁の素材。こうしたものまでキャプチャできない仕様は、Apple側の配慮とはいえ不便に感じてしまいます。
どうやってスクリーンショットを撮るのでしょうか。そんなときのメモです。
フリーソフトを使わずにDVDからスクリーンショットを撮ることができる
DVDのキャプチャ画面をスクリーンショットするために、フリーソフトを使うこともできます。
たとえば、VLCやMPlayerXといったフリーソフトをMacにインストールして、それらのソフト上でDVD動画を再生。それをスクリーンショットするといった具合。でも、フリーソフトをインストールすることなく、スクリーンショットを撮る方法があります。
手順1
まずはキャプチャしたいシーンで一時停止します。その状態でDVDプレイヤーのメニューバーから「制御」を選択します。
手順2
次に「現在のフレームをジャケットのピクチャとして使用」をクリックします。
手順3
先ほどの操作をしても特に何も起こりませんが、迷わずDVDプレイヤーの停止ボタンをクリックしましょう。
1〜2秒ぐらいするとキャプチャしたいシーンが別ウィンドウで表示されるはずです。あとは、この画像をスクリーンショットするだけです。
無事、スクリーンショットが撮れました。
※一部モザイク処理しています。
まとめ
この方法が一番、カンタンでシンプルです。
フリーソフトをインストールするよりも、こちらの方法が断然ラクだし早いのでオススメです。
動作確認したOSは、MacOS 10.9.3です。
付記
ところで市販DVDの動画をスクリーンショットすることは違法なのでしょうか?気になったので調べてみました。
2012年に著作権法が改正されましたが、この問題に関する記述は著作権法第30条にありました。
著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
私的使用を目的とするときは複製も可能です。しかし、例外が定められています。そのなかのひとつに、暗号を回避して複製するケースが上げられていました。
二 技術的保護手段の回避(技術的保護手段に用いられている信号の除去又は改変(記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による除去又は改変を除く。)を行うことにより、当該技術的保護手段によつて防止される行為を可能とし、又は当該技術的保護手段によつて抑止される行為の結果に障害を生じないようにすることをいう。第120条の2第一号及び第二号において同じ。)により可能となり、又はその結果に障害が生じないようになつた複製を、その事実を知りながら行う場合
市販のDVDをキャプチャするのは、やっぱり著作権法に触れるのかな。
wikibooks
photo credit: Anne Ruthmann via photopin cc
コメント
[…] プレイヤーの停止ボタンをクリックしましょう。 それをスクリーンショットするといった具合。 [引用元] これは簡単!macのDVDプレーヤーで再生した画面をスクリーンショットする方法 […]
こんな方法があったとは知りませんでした
大変感謝です
ありがとうございます(^^)
謎が解決!!
助かりました~~感謝^^♪
あざーーす!