WordPressブログを始める際、管理画面より基本的な設定をする必要があります。そのひとつがping送信設定です。
WordPressの管理画面に設定すべきping送信URLは何を入力すべきなのでしょうか。新しいブログを作成するたびに、ping送信urlを調べるのは効率が悪いので備忘録として記録しておきます。
ping送信すべきおすすめURL一覧
さっそく、結論から…。
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://ping.fc2.com
http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
http://ping.rss.drecom.jp/
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://ping.bloggers.jp/rpc/
※http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC へのping送信はカスタマイズが必要になります。詳細は後述します。
※bloggers.jpへのping送信はエラーになることがあるようです。
上記に加え、人気ブログランキングとにほんブログ村のpingを追加しても良いかと思います。
http://blog.with2.net/ping.php/*******
http://ping.blogmura.com/*******
※「*******」の部分は上記サイト登録後に発行される自分専用のurlが入ります。
送信先urlの選定方法は次のとおりです。
自選ではありますが有名ブログで紹介されているping一覧を精査。そのなかで重複する送信先こそが、重要かつ欠かすことのできないping送信先だという選定をしました。
WordPress Codex 日本語版(WordPressのオンラインマニュアル)を含め、合計6サイトで紹介されている送信先のうち、3つ以上の重複のみ採用しています。
なお、参考にさせていただいたブログとサイトは下記のとおりです。
- WordPress Codex 日本語版
- ENJILOG
- ゆめぴょんの知恵
- SEOのホワイトハットジャパン
- アフィリエイト初心者のためにSEOをやさしく教えるブログ
- ネットビジネスで学生起業した大学生さいぞうのブログ
ping送信を行う理由とは
そもそもping送信を行う理由は何なのでしょうか?
これについては、先述したWordPressオンラインマニュアルである『WordPress Codex(日本語版)』のUpdate Servicesで説明されています。
※こちらのページは、WordPressの管理画面(投稿設定の更新情報入力欄)からリンクされていいます。
そこに説明されている内容をものすごく簡単に要約すると…
- サイトにブログを更新したことを知らせすることができる
- これにより検索サイトからあなたの最新の投稿を発見できる
つまりブログのアクセスを増やすために行うのがpingを送信する最大の理由です。
かつてはping送信によって被リンクが得られるのでSEO対策にもなるとされていましたが、現在はGoogleの検索精度が高くなっているためping送信の重要性が低下しているといいます。
とはいうものの、検索エンジンのクロールを早めるために設定しておいたほうが良いというわけです。
設定方法
WordPressでは、管理画面>設定>投稿設定と進んでいくと「更新情報サービスへ自動通知」する設定画面があります。
その更新情報サービスのテキストボックスに通知すべきURLを入力することで、ポピュラーなサイトにブログの更新情報を知らせることが可能になります。
ping送信の注意点
私の経験上、pingの送信先は多ければ多いほどアクセスが集まるというわけではなさそうです(あくまでも主観ではありますが…)。
また、送信するpingが多すぎるとサーバーに負荷がかかるためpingスパムとみなされてしまうこともあり、注意が必要。pingスパムは、同一送信先に対する重複送信もまた同じです。
無料ブログを使っている場合は、pingの送信数に制限がある場合があります。またpingの送信先URLはサービス側で変更されるケースがあり、定期的に見直す必要性があるようです。
pingスパムを回避するwordpressプラグイン「WordPress Ping Optimizer」
pingスパムは、送信先が多い場合だけではありません。重複送信にもスパム行為としてブロックされるケースがあります。
WordPressで記事を更新する際、公開後にタイトルや文章の修正を行ったり、写真の追加や変更を行うことはよくあること。
しかし、WordPressではそのたびにping送信をする仕様になっており、スパム的行為を知らず知らずに行ってしまいます。
そこで重複送信を防ぐために「WordPress Ping Optimizer」が用いられています。ここでは説明を割愛しますが、下記ブログが詳しいです。
参考
- WordPress Ping Optimizerの設定と使い方を解説します。PING送信を適切に実行するプラグイン
- 「cbnet Ping Optimizer」から「WordPress ping Optimizer」へ乗り換えた理由
また、先にも注意事項として記載したとおり、http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC への送信はWordPressではエラーになっています。WordPress Ping Optimizerの設定を少し変えてあげる必要があることを忘れてはいけません。
変更方法はカンタンです。WordPress Ping Optimizerのプラグイン編集をクリック。
cbnet-ping-optimizer.phpの362行目に書かれているユーザーエージェイント名をWordPressではなく任意の名前、たとえばブログ名などを英数字で表示させる必要があります。
一括送信サービス
pingの送信先を登録していくのが面倒という方向けに、ping送信を一括して行ってくれる便利な無料ツールもあります。下記サイトは、上記のような設定を省略して記事の更新作業に集中化させてくれるウェブサービスの一例です。
PINGZONE
http://www.pingzone.jp/
[browser-shot width=”500″ url=”http://www.pingzone.jp/”]
ブログのURLを入力するだけで次の効果があると訴求しています。
- ページランク5の本サイトから被リンクがもらえる
- 記事更新と同時に即Ping送信
- 記事を修正してもPingは送信されないのでスパムの心配も不要
PINGOO
http://pingoo.jp/
アカウント登録(無料)が必要。※他に料金プランあり。
- 記事を拡散
- ソーシャル連携
- メール配信
- その他機能の充実
他にもありますが、上記サイトのいずれかを利用すれば十分ではないでしょうか。
ブログランキングサイトのping送信
ちなみに、にほんブログ村や人気ブログランキングサイトといったブログランキング系サービスに登録することで、サイトが用意しているpingへ送信することも可能です。
先述した送信一覧にプラスしても良いかと思います(*******の部分は自分専用のURLを入力)。
人気ブログランキング
送信ping:http://blog.with2.net/ping.php/*******
にほんブログ村
送信ping:http://ping.blogmura.com/*******
ブログランキング.net
送信ping:http://ping.blogranking.net/
※私の経験上、このサイトは大量の被リンクを生成します。
300ページほどインデックスされている私のブログに対し、総リンク数が16,080件。これに対して14,000を超える被リンクが生成されているのはちょっと異常です。
googleの検索エンジンから見て、これがSEO対策になるかどうかを考えた時、とても怪しい気がします。自作自演とは断言できませんが、こうしたリンク生成はよろしくはないでしょう。生成されたリンクに比例するアクセス増加効果も感じられません。
なので、こちらは上記のオススメping送信一覧表には加えませんでした。
ただし、個人ブログに関しては気にする必要はないという意見もあるようです。要は、Googleに良質なサイトであることが認識されるようにしておけば良いわけです。良質な記事を描くことに集中すべきことななのかもしれません。
まとめ
最後にping送信について、まとめです。
- ping送信は、重要度が低下しているものの設定ておいたほうが良さそう
- ping送信先は、定期的な見直しが必要
- pingスパムにならないように注意すべき
- 設定が面倒ならば無料のping送信サービスを利用すべし
以上です。
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