Mac OS X Mavericks(マーベリックス)に何の不満もありませんでしたが、新OSのYosemite(ヨセミテ)にアップグレードしてみました。
Yosemiteで一新された機能として、
- フラットデザインの採用
- Air dropによるファイル連携
- iphoneとmacの電話連携
- Safariの高速化
などがあるようですが、個人的には地味なアップグレードだなぁ〜なんて思ってみたり。iPhoneが手元にあるのにMacでわざわざ電話に出ることなんて稀ですし、Chromeユーザーだし、恩恵を受けることは少ないのかなぁなんて思ってみたり。
ところが、Mac OS X Maverick(マーベリック)で搭載されたファイル名を一括変換する機能には、想像以上に便利すぎて感動していまいました。
Windows7で見られた派手なデザイン変更より、こうした実用的なアップグレードは大歓迎ですよ。
ブログに画像をアップロードする際、今まではファイル名をひとつひとつ手作業で修正してました。しかし、Yosemiteの新機能のおかけで、瞬時に作業を完了させることが可能になりました。これは、かなり重宝しそうです。その設定手順を記録しておきます。
ファイル名を一括変換する手順
ファイル名一括変換をする手順については、こんな感じ。
ファイル名を変更したいファイルを複数選択して、右クリックまたはControlキーを押しならがクリックします。クリックするとメニューが表示されますので「○項目の名前を変更…」を選択します。
ちなみに、複数ファイルを選択していないと「○項目の名前を変更…」の項目は表示されません。
次に、ファイル名を一括変換する設定画面が表示されます。
ここからの手順としては、ファイル名の変換方法は3つありますので、ひとつひとつ見て行きましょう。
テキストを追加する
設定画面のプルダウンを「テキストを追加」にします。
元のファイル名に追加したい文字を入力してあげれば、ファイル名が変更されます。
変わりました。
万一、ファイル名の変換を間違えて行ってしまったとしても、「⌘(コマンドキー)とZ」を押せば、元のファイル名に戻ります。
ファイル名のテキストを置き換える
ファイル名を変更させる設定画面の「テキストを置き換える」にすれば、ファイル名の中間に文字を追加することが可能です。
検索文字列と置換文字列の入力覧が表示されますので、それぞれの欄に変更したいファイル名に置き換えてあげます。たとえば、この記事では、使用したい画像ファイルの名称が元々は「01.jpg」〜「04.jpg」で構成されていました。これをSEO対策の一環として、ファイル名の中間に「yosemite」と入れてあげたいとき「0-yosemite-1.jpg」としたいときは、ファイル名の「0」を「0-yosemite-」と置換すればよいので、下記の画像のように入力してあげます。
変換後はこのようになります。
フォーマット形式でファイル名を変える
ファイル名をフォーマット形式で変換することも可能です。
設定画面中央のプルダウンにして変換します。
名前とインデックス
ファイル名にインデックス(数字)の付与が可能です。0の場合は、00とできません。さらに任意の文字を追加することができます。
名前とカウンタ
5桁の数字を付与することができます。もちろん、任意の文字も追加可能です。
名前と日付
西暦年月日、時刻、および任意の文字を付与することができます。ブログに使用する画像の場合は、日本語が入ってしまうため使用することは無いと思います。
まとめ
ブログで使用する画像ファイルについて、数字だけのファイル名でアップしている方も多いはずです。しかし、ファイル名も意識した名前に変更することで、検索順位向上につながると言われています。
たとえば、Mac OS XのYosemiteの記事を書くときに、使用する写真のファイル名を「img001.jpg」としたら、どうでしょう。SEO的にまったく関係がありません。せめて「yosemite-001.jpg」とファイル名を変更してあげるだけで、「yosemite(ヨセミテ)」という検索単語と関連性が生まれるようになり、SEO的にはこちらのほうが有利です。
そういうときに、このファイル名一括変換は便利です。この機能があることで作業効率がアップしてくれそうです。
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