MacのOSがアップグレードされて、すぐにYosemiteにアップグレードしました。
OSのアップグレーの発生がつきものですが、実際に困ったことをまとめてみました。
Mac環境について
使用しているMacの環境によって不具合は変わるため、一応、私の環境を表示しておきます。
- Mac OS X Yosemite 10.10
- Mac Pro (Mid 2012)
- メモリ 12GB 1066MHz DDR3
アプリケーション側のアップグレードによって、そのうち解消されるものと思われますが、一応、メモしておきます。
DNSサーバーの設定がクリアになった
「自己割り当てIPアドレスがあるためインターネットに繫がらない」というアラートが表示され、ウェブへの接続ができなくなりました。
アラート画面のキャプチャを撮り忘れたため、この症状の証拠が残っていないのですが、ネットワークの環境によってアラートが出る場合があるという程度かなぁと思います。
環境設定>ネットワーク設定を確認するとDNSサーバーがクリアになっていました。IPアドレスを手入力しDNSサーバーを設定したところウェブへの接続ができました。
PDFファイルの文字化けが発生
AdobeのAcrobat pro 9.5.5で PDFファイルに文字を入力することが多いのですが、yosemiteのプレビューでPDFファイルを開くと、文字の色と文字のレイアウトが崩れるようになりました。
たとえばAcrobatでこんな感じで文字を赤字で入力。
しかし、OSのプレビューで開くと…
こんな感じで、文字が黒になり、行間のレイアウトが崩れてしまいます。
サウンド設定が変更された
Mac Pro (Mid 2012)でサウンド出力のデフォルト設定がデジタル出力に変わってしまいました。音が出なくなったので、アレ?っと思い気が付きました。このような現象はMacBook Proでは発生しませんでした。
修正はカンタンです。システム環境設定>サウンドから、出力タブを選択。
内蔵スピーカーまたはオーディオライン出力ポートに変更して問題解消です。
※これは環境によって選ぶべき項目は違ってくるでしょう。
Adobe PhotoshopCS5、IllustratorCS5が起動しなくなった
IllustratorとPhotoshopのCS5を利用していますが、これらが起動しなくなりました。これはJavaのバージョンを変更すれば問題が解消されます。
詳しくは、「Mac OS X Yosemiteにアップグレード→illustratorCS5とphotoshopCS5が起動しないときの解決方法」を参考にしてみてください。
Illustratorのフォントメニューがブランクに
Illustratorでフォントを変更する際、文字パレットのフォント名の表示がブランクになっていました。
ただし、メニューバーからフォントを選択しようとするとフォント名は表示されています。
解決方法は「Illustratorでフォント(書体)のプレビューが表示されなくなったらすべきこと」をご覧ください。
Chromeが若干遅くなった
これは肌感覚になりますがChromeでのブラウジングが若干遅くなった気がします。サクサク動いていましたが、やや重くなって、快適さが失われているような気がします。時間計測はしていませんので、気のせいかもしれませんが、うーん、やっぱり重い気がします。一方、Safariは評判通り、サクサク動いています。Chromeユーザーなので、この問題は早めに解消されて欲しいです。
※2014/11/19現在、Chromeの最新版がリリースされました。
アプリケーションの選択に時間が掛かる
右クリックでファイルを開く際、起動するアプリケーションを選択できると思いますが、この選択する際の動作が一瞬止まる傾向があります。
瞬時に選択候補のアプリケーションの一覧が表示されず「取得中…」と表示されます。ま、気になるほどではありません。
まとめ
いまのところこんなかんじです。PDFの文字化けエラーはちょっと困っていますが、致命傷になるようなエラーは発生していません。
アップグレード同様、地味なエラーってところでしょうか。上記のエラーを受け入れられないならば、アップグレードは今しばらく様子を見たほうが良いのかもしれません。
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