ブログの記事をエントリーするたびに、アフィリエイト広告を導入するブロガーは当然ながら数多く存在していると思います。たとえば、WordPressの記事を書いたとき、文末にWordPressの入門書などを紹介すれば、当然、そこからクリックが発生し、収益につながると考えるのは当然。ブログを書いて収益が得られなければ、書き手のメリットは最大化されるので有益です。
収益の効率化を図ることができる
Amazonや楽天市場のアフィリエイトは、ブロガーにとって収益の要となるはずですが、ヨメレバ、カエレバといった「アリフィエイト用ブログパーツ(←この表現が正しいかどうかはさておき)」を活用するにあたり、毎回、商品を選定してリンク先を生成する作業は、案外時間がかかるものです。
記事を書くことに時間を集中させて、収益の効率化を図りたいと考えました。
たとえば、私は趣味のブログを運営していますが、記事のカテゴリで「サッカー審判」についてエントリーすることがよくあります。この記事を書くときは、文末にサッカー審判の入門書をヨメレバを使って紹介していますが、毎回、アフィリエイトタグを生成してあげるのに、時間をかけていました。
そこで、該当する記事カテゴリによって、適切なアフィリエイトバナーを表示させる方法を以下のとおり考えましたので、備忘録として記録しておきます。なお、当然ながらphpを導入できない無料ブログなどには反映できませんのであしからず。自由にカスタマイズできるところがWordPressブログのメリットです。
アフィリエイトバナーを準備する
当然のことながら、まず同一カテゴリの文末に、必ず表示したい書籍のアフィリエイトバナーを準備します。
ちなみに私がよく使用しているのは、書籍紹介ブログパーツ「ヨメレバ」。
アマゾン、楽天ブックスなどの複数のブックショップへのリンクを表示することで、アフィリエイト報酬のとりこぼしを減らせます
なんていう特長があり、ブロガーならば、かなりお世話になっている方は多いはずです。
ランキングバナーを表示させたい記事のカテゴリIDを調べる
次に、アフィリエイトバナーを表示させたいカテゴリIDを調べます。
WordPressの管理画面にログインし、左メニューの「投稿」>「カテゴリー」をクリック。
カテゴリ一覧が表示されますので、表示させたいカテゴリの文字の上にカーソルを置くと、ブラウザの下にカテゴリIDが表示されます。
ここでは例として、野球のカテゴリIDは「1」、サッカーのカテゴリIDは「2」と仮定します。
より具体的なカテゴリIDの調べ方については、「アドセンス非表示記事のカテゴリーIDを調べる」を参照してください。
phpの条件分岐を利用する
次に、phpの条件分岐を使って、表示するバナーを自動的に切り替えます。WordPressテーマのsingle.phpに下記のコードを追加編集しましょう。
single.phpの編集は、WordPress管理画面>外観>テーマ編集>単一記事の投稿 と進むと編集が可能です。
//野球用品のアフィリエイトコードをここにいれる //サッカー用品のアフィリエイトコードをここにいれる
上記コードの中にある「in_category(‘1’)」の数字部分は、それぞれ適切なカテゴリIDを入力してあげればOKです。
まとめ
私が他で運営しているサッカーブログに上記方法を反映させた記事「ヘディングの競り合いでのファールの見極め方」で確認できます。
記事の内容に合わせて手作業で毎回貼ると、アフィリエイトバナーの添付を忘れてしまうことが多々ありますが、この方法を採用することによって、手間が大幅に省けました。また、最新の商品を紹介したり、紹介する商品を入れ替えたい場合でもsingle.phpを1度書き換えるだけで、複数の記事を瞬時に更新することが可能です。
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