はじめに
WordPressブログへの乗り換えは初心者にとってハードルが高いと言われています。htmlの習得はもちろん、cssやphpの知識が多少なりとも必要ですし、何も知識がない初心者にとって取っつきにくいのは確かです。
ブログを書くという行為は、そもそも手軽であるがゆえに多くの人が始めてきたものです。WordPressブログとなると、そのハードルの高さは否応なしに痛感されられてしまうのではないでしょうか。
しかし、WordPressでブログを始めるのが難しいと言われるのは、専門的な知識を要するだけではなく、初心者にとってやるべきことが整理されていないからだと私は確信しています。どんな物事にも効率よく作業を進める近道が必ずあるように、WordPressでブログを始めるコツが必ずあるのです。
筆者の実体験を振り返ると、WordPressで運営したブログがある程度カタチになるまでかなり遠回りをしましたが、今になって思えば、やるべきことは限られているように思えます。その近道すべき点を明確にしておくために、WordPressでブログを始めるための基礎的手順をこの記事でまとめてみました。
ここでは細部まで突っ込んだ書き方をしていません。WordPressブログを立ち上げるまでの、おおまかな作業工程を、すぐに理解できるように要約した次第です。ブログ開設までの道のりを知っておきたい、新たにブログを始めよさたいけど何をどうすべきか知りたいという方のお役に立てれば幸いです。
サーバーの選択
WordPressでブログを始める際、基本的にはいくらかのお金を払ってサーバーを借りることになります。サーバー会社を選択するうえで大前提となるのが、WordPressをインストールして動作すること。当然ながら、WordPress対応しているサービスを選びます。
必要な動作環境
WordPressが動作する環境というのは、PHP、MySQLの環境が整ったサーバーが必要となります。これについてWordPress日本語版の公式サイトには、次のとおりリリースされています。
WordPress日本語版の動作環境
PHP バージョン 5.2.4 以上
MySQL バージョン 5.0 以上
(20141014現在)
WordPress公式サイトより
MySQLはいくつ必要?
WordPressを使ったブログサイトを運営するためには、MySQLデータベースが必要です。運営するサイトの数と同じ数のMySQLが推奨されているという話もある一方、ブログのPV数(表示回数)によったりもして、一概には言えませんが複数存在しているほうが安心ではあります。
サーバープラン比較
以上の点を考慮しながら、初期費用、月額費用、容量、転送量、マルチドメイン対応数、MYSQLの個数を比較してサーバーを選ぶようにします。
初心者だった私は、とにかくわかり安いこと、メールで良いからサポート対応があることの二点を重視しました。性能が良いとかサーバーが安定している…といった観点から選択することは難しいので、多くの人が利用していることを考慮したほうが無難です。月額300〜500円ぐらいで利用できるサーバーを下記の通り絞って比較してみました。
レンタルサーバー | 初期費用 | 月額 | 容量 | 転送量(日) | マルチドメイン数 | MYSQL |
---|---|---|---|---|---|---|
ロリポップ! (ロリポ) |
1,620円 | 250〜300円 | 50GB | 5GB | 50個 | 1個 |
ミニバード | 1,500円 | 250〜300円 | 30GB | 100GB(月) | 50個 | 5個 |
ロリポップ! (チカッパ) |
1,620円 | 500〜600円 | 120GB | 10GB | 100個 | 30個 |
さくらサーバー (スタンダード) |
1,029円 | 429 〜477円 | 100GB | 80GB | 20個 | 20個 |
エックスサーバー(X10) | 3,240円 | 1,080〜1200円 | 200GB | 50GB | 無制限 | 30個 |
※月額料金に上限下限があるのは、長期契約か単月契約かによって違いがあるためです。税込み税抜きかはサービスによって違いがあります。公式サイトで確認願います。
ロリポップ!は初心者目線を非常に重視したサーバー会社です。管理画面も作業マニュアルも非常にわかりやすく、初心者でも安心して使えるのが特徴です。コスト的にも月額270円からと非常に格安。手軽に始めやすく人気です。コストの過剰投資を避けるために、私はロリポプランでサーバーを借りています。最近は、PV数が増えてきたため、チカッパにグレードアップしようかと検討中です。なお、コロリポプランという低予算のプランが有りますが、MySQLが使用できないためWordPressブログは選択肢には入りません。
ミニバードは月額250円でMySQLが5個使えるのが魅力です。ただし、転送量は月間100GB。1日換算で約3GBです。最初から複数ブログを立ち上げるような方が向いているのかもしれません。「さくらサーバー」も安くて有名どころのサーバー会社です。ただし、上表の通りロリポップ!のチカッパプランと比較してみると、若干スペックが目劣りします。ただし、転送量に余裕がありますので、その点は強みになっているようです。
中級者以上ならばエックスサーバー一択かと思います。サーバー比較サイトを巡回してみるとわかると思いますが、エックスサーバーを一押しするブロガーは本当に多いです。アクセスが集中した際、サーバーがダウンしてはせっかくの収入チャンスを取り逃すことになります。そのような事態に備えたいブロガーはエックスサーバーを選択しているようです。いずれにしても中級者以上の方の選択肢となっているようです。
上記の他にもWordPressが使えるサーバーはいくつもあります。上記は私自身が検討したプランを抜粋しました。
様々なブログで紹介されていますが、結論として言えるのが、初心者はロリポップ!を使用し中級者以上はエックスサーバーをおすすめしているケースが非常に多いです。
あくまでも私見になるのですが、月額サーバー料金をブログの広告収入でペイする自信がなければロリポップ!で十分かと思います。
ちなみに筆者がロリポップ!のロリポプランで動作が若干いつもより表示が遅いかなと感じたのは月間106万8,104PVを記録した時ぐらい。ほんの若干ですが、不安定になったのは1日で30,000PV以上ありました。さすがにこれぐらいになると、ロリポプランでは不安です。まずは月間PV数10万以上を目安に低予算でできるロリポプランを利用し、ある程度PV数を達成したらグレードアップしていくやり方がコスト負担は軽減されると思われます。
ドメインの取得
サーバーを借りたら、当然、独自ドメインも取得しなければなりません。しかし、ドメインの管理設定はブログ初心者にとってやや取っ付きにくい面があります。両設定で時間をロスしないためにも、レンタルサーバー会社と連携した同系列サービスを利用するのがオススメです。
サーバー会社がA、ドメイン取得はB…とやると、サービス会社をまたぐわけですから、ドメインの管理が複雑化するのは目に見えています。というわけで、私の場合、サーバーはロリポップ!、ドメインは同列サービスのムームードメインを利用しました。
WordPressの設定
レンタルサーバーとの契約とドメイン取得が完了したら、あとはWordPressの設定を淡々と作業をしていくだけです。
インストール
まずはWordPressをサーバーにインストールします。このインストールについては各サーバー会社によって対応が違いますので説明は割愛しますが、サーバー会社で提供されているマニュアルにそって作業を行うだけです。ロリポップ!のWordPressインストールは至ってカンタンです(ロリポップ!を勧める業者みたいになっていますが、別に回し者ではありません…)。事前にどんなふうにインストールをしていくのかを知りたい方は、ロリポップ!のWordPressインストール手順を見ておくとよいでしょう。
ブログの基本設定
WordPressのインストールが完了したら、次にWordPressブログの基本設定を行います。管理画面にログインして、左カラムのメニューから「設定」を選択。一番上の「一般」から順に設定をしてきます。
一般設定
ブログの基本情報を入力するのがこの設定項目です。特に説明は必要ないかと思いますが、ブログのキャッチフレーズを入力する際、検索されたいワードを文章に含めるべきでしょう。本ブログでは「WordPress」についての記事が多いためキャッチフレーズに使っています。
投稿設定
投稿設定では、記事を投稿する際のカテゴリの初期設定(たとえば、Macについての記事が多い場合は最初から記事カテゴリをMacにしておくことができる)や、メールで記事を投稿するための設定が行えます。
さらに更新サービスという項目が画面下の方にあると思いますが、この欄でpingの送信設定を行うことが可能です。ping送信とはブログ記事の更新を検索エンジンに知らせることで、アクセス数を増やすための第一歩といってよいでしょう。pingの設定についての詳しい説明については「ブログで設定すべきオススメのping送信先とは」で記事を書いていますので参考にしてみてください。
表示設定
表示設定では、フロントページの表示や投稿数などのコントロールができます。「1ページに表示する最大投稿数」については、SEO対策をするならば最低でも20以上は表示させたほうが良いとされています。私の場合、なるべく検索エンジンに効率よくクロールされたい(登録されたい)と考えておりましたので初期設定を「50」にしておきました。
「RSS/Atom フィードでの各投稿の表示」については、コピー引用防止とサイト誘導促進のため「抜粋のみを表示」にチェックをいれます。
「検索エンジンでの表示」については、間違ってもチェックを入れてはいけません。万一、チェックを入れてしまうと検索エンジンに登録されなくなってしまうため、検索流入がゼロになってしまいます。
メディア
サムネイルのサイズ、画像サイズなどを設定することが可能です。私は大サイズを選択しています。(ディスカッション設定については省略しました)
パーマリンク設定
パーマリンク設定はブログ記事をアップする時にリンク先となるURLを設定する項目です。リンク先も検索結果に左右されることを考えると、ここは慎重に設定する必要があります。
デフォルト設定の、パラーメーター表示(例 http://sample.com/?p=123)や数字ベース(例 http://sample.com/archives/123)にすると、一切、検索ワードが表示されなくなりますのでSEO対策を考えるともったいない気もします。たとえば、「WordPress」という検索に対してなるべく上位に表示させたいならば、エントリーした記事のURLも「http://sample.com/wordpress」とかにしたほうが、検索単語がURLに含まれているので、SEO的に最適だという意味です。
つまり、投稿名(例 http://sample.com/sample-post/ ※sample-postの部分は記事をアップするたびに適切な文字に変更する)かカスタム構造を「http://sample.com/%postname%/」のようにして設定するのがベストだと私は思います。
「/%category%/%postname%/」がベストという考え方もありますが、カテゴリについては後から変更することも考えられますし、もしカテゴリに変更があった場合はリンク切れを発生させる要因になってしまうからです。しかしながら、この他にも「%post_id%」でもよいという説もありますので、一概にはこれだと断言できるわけではありません。あくまでも私の経験則で言えば、少し面倒でも記事をアップするたびにパーマネント設定をすることができる「投稿名」にチェックを入れたほうが良いという話です。
これについては以下ブログが参考になります。
- 最新のSEO対策! “NAVERまとめの術”をWordPressに設定する完全ガイド
- パーマリンク設定を「%postname%」にしてはいけない!WordPressにインポートした記事がすべて「post-0」に!
テーマのインストール
次にブログの顔になるテーマをインストールします。WordPressでブログを行う場合、アフィリエイトや広告収入を目的とした方が方が多いと思います。自分好みのデザインを探してテーマを選択していくのが普通だと思いますが、頻繁にテーマを変更してカスタマイズに時間を浪費するのは本来の目的が達成できなくなるはずです。
カスタマイズの時間を少なくするためにも、初心者の方は多くの人がインストールしている人気テーマを選択するのが賢い選択です。また、SEOに強いテーマもいくつか存在しているので、そうしたテーマを利用することで、効率的に収入を得られるようになると思います。
ずばり、WordPressビギナーには「STINGER 5」が断然オススメです。
STINGERのインストール
STINGERを導入するメリットは何と言っても無料のテーマなのにSEOに強いこと。デフォルト設定の状態でも検索エンジンに最適化された構造になっているので、SEO知識がゼロである初心者であっても記事を書くことに集中できるのが最大の利点です。
また、中でもSTINGER 3とSTINGER 5は導入しているブロガーの方が多数存在しており、ネット検索すればだいたいのカスタマイズ方法が公開されています。ここが初心者に向いている理由の一つです。
プラグインなどを多数インストールしなくてもSTINGERだけで十分な機能を持ち合わせているのが素晴らしいです。
STINGERシリーズには、STINGER-FUNやStinger5 for Ladysなどいくつかテーマが用意されています。これらのテーマをインストールするには、STINGERシリーズの開発者である@ENJILOGさんのSNSをフォローして、時折投稿されるパスワードを知る必要があります。
基本、このテーマを使用して記事をどんどんアップするようにすれば、ある程度のアクセスは稼げるようになると思います。
プラグインのインストール
テーマをインストールしたらWordPressのプラグインをインストールしましょう。WordPressの良い所は、ウェブの専門知識がなくてもプラグインをインストールすることでサイトやブログに様々な機能を追加することができる点です。ブログを書き始めるとデフォルト設定では物足りなくなり、様々なプラグインをインストールしてブログをカスタマイズしたくなります。しかし、プラグインも必要以上にインストールしてしまうとブログの表示が遅くなったり不具合が生じることがあります。最初のうちは、必要最低限インストールしておくべきプラグインだけ使用すれば良いです。
必須となるプラグインはインストールしているテーマによって変わってきます。先述している「STINGER 5」を使用している場合は、公式サイトで紹介されている推奨プラグインをインストールすれば問題ありません。ね、話が早いでしょう?
STINGERの推奨プラグイン
STINGER 5の公式サイトで推奨プラグインとあると良いプラグインが紹介されていますが、その他に本ブログで導入しているプラグインがあります。以下にまとめてみました。参考にしてみてください。
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- Broken Link Checker
- EWWW Image Optimizer
- Google XML Sitemaps
WordPressプラグインGoogle XML Sitemapsバージョン4のXMLサイトマップ登録方法
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- PS Auto Sitemap
プラグイン「PS Auto Sitemap」を使ってサイトマップページを作成する手順
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- WordPress Meta Robots
- WP Admin Basic Auth
- PubSubHubbub
- WP Multibyte Patch
あると良いプラグイン
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- EXIF-Remove-ImageMagick
- Limit Login Attempts
- WassUp Real Time Analytics
- Preserve Editor Scroll Position
- Contact Form 7
WordPressプラグイン「Contact Form 7」でできるスパムメール対策
- AmazonJS
- App Store Insert
- AddQuicktag
本ブログで導入したその他のプラグイン
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- Akismet
- Buffer My Post
Buffer My Post:過去記事をTwitterやFacebookに自動投稿するWordPressプラグインの使い方
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- External Links
外部リンクにアイコンを付けるプラグインExternal LinksとWP External Links
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- Google Analytics by Yoast
必須プラグイン「Google Analytics for WordPress」導入手順
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- Really Simple CAPTCHA
- Redirection
これはカンタン!リダイレクト(転送)を設定できるプラグイン「Redirection」の使い方
- RSS Footer
- WordPress Ping Optimizer
STINGERのカスタマイズ
テーマのカスタマイズは後述している「Google Analyticsの登録」や「目次(サイトマップ)の作成」などのほうが優先すべきことですが、ここでは便宜上、STINGERのカスタマイズについて記しています。STINGERのカスタマイズ方法については、先に記したとおり様々なサイトで紹介されています。
STINGER 5のカスタマイズについては、「これは!ログ」を運営されている@jimon_sさんが「STINGER5カスタマイズまとめ!知りたい全てはここにある!」でまとめてくれています。STINGER 3については「ここを見ておけば検索不要!Stingerカスタマイズ辞典」を参考にしましょう。
本ブログでもいくつか記事をエントリーしていますので、よければ参考にしてみてください。
記事カテゴリによってアフィリエイト用バナーを自動的に切り替えて表示させる方法
STINGER5でアドセンスの配置を記事下ダブルレクタングルに変更してみました
Stinger5でno-imageサムネイル画像を美しい写真に変更してランダム表示させる方法
特定カテゴリ記事と404ページでAdsense(アドセンス)の表示を切り替える方法
Google Analyticsの登録
ブログのアクセス数を把握するために、Google Analytics(アナリティクス)の登録も必須です。Google Analyticsの公式サイトでアカウントの作成します。
詳細については割愛しますが、アクセス数などを計測するためには Analyticsの管理画面でトラッキングコードを生成し、ブログのヘッダなどに貼り付ける必要があります。
テーマを変更したりするときにアナリティクスのコードを貼り忘れたりしないように、本ブログではGoogle Analytics for WordPressを使用してトラッキングコードを貼り付けています。
参考:必須プラグイン「Google Analytics for WordPress」導入手順
トラッキングコードの生成方法
アカウントを作成したら、管理画面にログイン。管理画面の上にある「アナリティクス設定」をクリックし、プロパティ>トラッキング情報>トラッキングコードの順に選択。
トラッキングコードをクリックすると、文字どおりコードが画面に表示されますのでコードをコピーしてブログのヘッダなどに貼り付けます。
Google Search Consol(ウェブマスター)の登録
Google Search Consol(ウェブマスター)の登録もしておきましょう。
Google Search Consol(ウェブマスター)に自分のブログサイトを登録しておけば、Googleがインデックスした数(ブログ記事をネットに登録した数)、クロールエラー(ブログの読み込みエラー状況)、検索クエリ(検索流入数)などが把握でき、自分のブログサイトを的確に把握することが可能です。
参考:重複ページによるペナルティを避けるウェブマスターツールのエラー対処法
Google XML sitemapの作成と登録
ここまで来たら仕上げの段階です。ブログのインデックスを早めるためにサイトマップを作成します。簡単に言うと、記事の更新を検索エンジンに知らせ、インデックスされやすいように設定するものです。サイトマップは大きく分けて2つあり、ユーザーの利便性を中心に考えられた目次の役割を果たす「サイトマップ」と検索エンジンにインデックスを早めるために設置する「サイトマップ」があります。
WordPressのプラグイン「Google XML sitemap」のインストールによって、先ほど説明したGoogle Search Consol(ウェブマスター)との連携をし、Googleにインデックス促進をさせることができます。Google XML sitemapの詳細については「WordPressプラグインGoogle XML Sitemapsバージョン4のXMLサイトマップ登録方法」を御覧ください。
目次(サイトマップ)の作成
ユーザーの利便性を中心に考えたサイトマップについても、検索エンジンがクロール(検索エンジンによるサイトの読み込み)を高めるための大切な施策になります。目次にあたるサイトマップはぜひとも設定しておきましょう。ある程度記事をアップしてからでないと目次の体裁は整いませんが、最初に設定してしまえば後でカスタマイズすることはないので効率が良いかと思います。作成方法や設定詳細についてはプラグイン「PS Auto Sitemap」を使ってサイトマップページを作成する手順を参考にしてください。
GoogleAdSenseの登録
最後の仕上げは、AdSense(アドセンス)の登録作業です。AdSenseの登録は、Googleのアドネットワークを利用して広告収入を得るための重要な一歩です。ただし、誰でも広告配信することができるわけではありません。Googleの審査に合格しなければいけませんので、ある程度の記事数を作成してからこの作業を行う必要があります。Google Adsの公式サイトからアドセンスの申請を行います。
審査基準
公式サイトへ行くと、アドセンスの利用条件として以下のことが書かれています。
- 18歳以上であること
- Googleのアカウントがあること
- Google AdSense のプログラム ポリシーに準拠したウェブサイトであること
1、2はともかく、3のプログラムポリシーに準拠していることをクリアするのが意外と大変だったりします。詳細は以下の動画をチェック、またはプログラムポリシーを読んでおく必要があります。
コンテンツ不足も審査基準を満しません。つまり、ある程度の記事を書いてからではないと申請しても合格しないため、最低でも500〜1000文字ぐらいの記事を5つぐらいは書いてから申請したいところです。
申請後のpinコード受理
無事、審査が通れば、Googleからpinコードが送付されてきます。pinコードが送付されてくるまでがかなり時間がかかります。気長に待つしかありません。詳細については「Google AdSense(グーグルアドセンス)のpinが送られてくるまで[備忘録]」でまとめています。参考にしてください。
まとめ
サイトやブログを立ち上げる際に自分でも忘れないよう備忘録WordPressブログについて設定手順について手短に記してみました。あくまでも私のやり方ではあると思いますが、記事を書いてブログを楽しむためのタイムロスはこれで大幅に減らせるのではないでしょうか?
最後に、WordPressでブログを始めるにあたって、これは読んでおいたほうが良いと思われる書籍やブログを紹介して締めくくります。WordPressは専門知識がなくても、ブログを楽しむことはできるのですが、アフィリエイトや収入もブログで得たい場合は、やはりそれなりの努力は必要だと思います。下記で紹介する書籍もWordPress関連のバイブル的存在で、一読するとしないとでは雲泥の差が出ます。効率よく稼ぐ、そして最大限にWordPressを楽しむためにも目を通しておきたいものです。
WordPressを始める際に読んでおきたい書籍一覧
WordPress入門書
必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意 コグレマサト,するぷ インプレスジャパン 2012-03-23
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プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100 ファンにも検索エンジンにも好かれるブログ運営の極意 コグレマサト,するぷ インプレスジャパン 2013-08-09
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いちばんやさしい WordPress の教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 石川栄和,大串肇,星野邦敏 インプレスジャパン 2013-10-25
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SEO対策
WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル 松尾 茂起 秀和システム 2011-12-28
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カスタマイズの知識習得
基礎からのWordPress (BASIC LESSON For Web Engineers) 高橋 のり ソフトバンククリエイティブ 2013-01-29
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マーケティングの知識
Google AdWords & Analytics 実践活用ガイド 永松 貴光 翔泳社 2010-08-10
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